アーケード版 『ファイナルファイト』

『ファイナルファイト』

『ファイナルファイト』は1989年にカプコンが発売したアーケード向けのアクションゲームです。3人のキャラクターから1人を選択し、次々と現れる敵を撃退していきます。

『ファイナルファイト』とは

『ファイナルファイト』は1989年にカプコンから発売されたアーケードゲームで、ベルトスクロールアクションゲームというジャンルに属しています。「第4回ゲーメスト大賞」にて大賞1位を獲得し、横スクロールアクションの代名詞的作品とされています。ゲームの舞台は大西洋に面した都市「メトロシティ」で、巨大な犯罪集団「マッドギア」に立ち向かいます。プレーヤーは「ハガー」「コーディー」「ガイ」の3人のキャラクターから1人を選択し、次々と現れる敵キャラクターを倒していきます。難易度は高いものの、単純で爽快な内容とテクニックを覚えると有利に進められるバランスの良さが評価され、大ヒットを記録しました。

ゲーム内容

プレーヤーは「ハガー」「コーディー」「ガイ」の3人のキャラクターから1人を選択し、街中から現れる敵キャラクターを倒していきます。基本攻撃はパンチやキック、投げに加えて、各キャラクターには特有の必殺技が存在します。また、ゲーム中には攻撃アイテム(武器)や回復アイテム(食べ物)などが落ちています。

ストーリー設定

広大なアメリカ大陸。そこには正義・悪・友情・愛、そして裏切り…人々のさまざまな思惑が渦巻いている。ここ、大西洋に面したとある街、メトロシティでは、巨大な暴力集団「マッドギア」が悪の限りを尽くしていた。しかし、ある時、正義感に満ちた男、マイク・ハガーが市長に就任する。その時から市長と組織との過激な戦いが始まった。マッドギアの勢いは弱まったかに見えたが、卑劣な手段で報復してきた。市長の娘、ジェシカを誘拐し、人質にしたのである。怒りに燃えるハガーは、1人のストリートファイターとしてマッドギアに立ち向かう。それを助けるのは、ジェシカの恋人コーディーとその友人、忍術の達人、ガイである。果たして敵を蹴散らして、ジェシカを無事救出することができるか。

コーディー

身長は182センチ、体重は85キロで、マーシャルアーツの使い手です。筋肉質の体型をしており、ライトグレーのTシャツとブルーのリストバンドを装着しています。ナイフさばきの名手でもあります。ジェシカとは幼なじみで、恋人。恋人のジェシカが奪われたことで、彼を止めることができる人はいません。コーディーはナイフを持つとほぼ無敵になるという特徴があります。これは、ナイフを投げずに近くの敵を刺すことができるからです。ナイフの振り動作が小さいため、スキを見つけられにくいです。ナイフが赤く光った時には投げずに刺すことができます。連続技はストレートパンチからアッパーへと続き、ガイのパンチ攻撃よりはるかに強力な破壊力を誇ります。ガイと比べると、飛びげりのリーチは短いですが、その分、跳び膝蹴りのリーチは長いです。投げの威力も強く、力強い攻撃がコーディーの魅力です。

技名操作方法1発目得点2発目得点3発目得点4発目得点
連続技パンチボタン連打100点100点300点500点
膝蹴り(頭突き)敵をつかみパンチボタン100点200点300点
跳び膝蹴りジャンプ中にレバー下+パンチボタン200点
跳び蹴り左右ジャンプ中にパンチボタン50点
垂直跳び蹴り垂直ジャンプ中にパンチボタン100点
投げ敵をつかみレバー左か右+パンチボタン300点
投げぶつけ投げた敵を他の敵にぶつける10点/敵
必殺技ジャンプとパンチのボタンを同時押し。体力を少し消耗する。400点
凶器攻撃1刀、パイプ、ナイフで攻撃200点
凶器攻撃2投げナイフで攻撃600点

ハガー

身長は202センチ、体重は121キロです。非常に筋肉質で、胸部の筋肉が特に強調されています。彼は茶色の髪。一本のショルダーストラップと黒いズボンを着用しており、全体的にシンプルながらも力強い外観をしています。昔はストリートファイターで、プロレス技を得意としていました。その道での名声を得て、彼はメトロシティの市長にまで登りつめました。正義感が強い彼は街の暴力集団マッドギアを鎮圧しましたが、娘のジェシカを奪われ、脅迫されました。怒りにより、野性の男として再び目覚め、戦う肉弾となって街の腐敗に対して最後の闘いを挑みます。彼はプロレス技を得意としているため、パンチやキックはそれほど得意ではありません。しかし、パンチは腕が長いためリーチがあります。最も得意とするのはバックドロップやパイルドライバーなどのプロレス技で、破壊力は非常に高く、体重のある敵ほど威力を発揮します。特にバックドロップの連発はハガーの最も強い技です。

技名操作方法1発目得点2発目得点3発目得点
連続技パンチボタン連打100点100点800点
膝蹴り(頭突き)敵をつかみパンチボタン200点300点400点
ボディプレスジャンプ中にレバー下+パンチボタン300点
跳び蹴り左右ジャンプ中にパンチボタン100点
垂直跳び蹴り垂直ジャンプ中にパンチボタン100点
バックドロップ敵をつかみレバー左か右+パンチボタン1,000点
投げぶつけ投げた敵を他の敵にぶつける20点/敵
必殺技ジャンプとパンチのボタンを同時押し。体力を少し消耗する。400点
凶器攻撃1刀、パイプで攻撃。200点
凶器攻撃2投げナイフで攻撃。600点
パイルドライバー敵をつかみ、すばやくジャンプ→パンチボタン1,200点+30点/敵

ガイ

身長は179センチ、体重は72キロで、武神流忍法の38代目伝承者です。赤い道着を着ており、黒い髪を短く切り揃えています。忍法における体術に興味を持ち、実戦経験を積むために渡米しました。体術の修行中にコーディーと出会い、義侠の心にかられて共に戦うこととなります。他の2人より足が速く、素早く組みついたり、攻撃をかわしたりすることが可能です。スピードがガイの最大の武器と言えます。また、身軽さを生かした三角蹴りは非常に強力です。壁さえあれば、どんな敵が出てきても怖くありません。パンチは他の2人より威力は弱いですが、途切れないショートパンチやキックの連続攻撃は、相手につけ入るスキを与えません。コーディーと比べると、パンチのリーチが少し長く、飛び蹴りが強いです。その代わり、肘打ちは意外と決まりにくいので注意が必要です。武器としては刀を得意としており、他の2人よりも長いリーチで振ることができます。

技名操作方法1発目得点2発目得点3発目得点4発目得点5発目得点
連続技パンチボタン連打100点100点200点300点350点
膝蹴り(頭突き)敵をつかみパンチボタン100点200点300点
肘打ちジャンプ中にレバー下+パンチボタン200点
跳び蹴り左右ジャンプ中にパンチボタン50点
垂直跳び蹴り垂直ジャンプ中にパンチボタン100点
投げ敵をつかみレバー左か右+パンチボタン300点
投げぶつけ投げた敵を他の敵にぶつける10点/敵
必殺技ジャンプとパンチのボタンを同時押し。体力を少し消耗する。300点
凶器攻撃1刀、パイプで攻撃200点
凶器攻撃2投げナイフで攻撃600点

ジェシカ

ハガーの娘でコーディの恋人です。彼女は、1面のダムドにさらわれるシーンと最終面のベルガー出現シーンで登場します。赤いドレスを着用しており、耳には赤いイヤリングが見えます。髪は長くブロンドです。

ゲームシステム

ゲームの操作は8方向1レバー+2ボタン(攻撃・ジャンプ)で行います。攻撃は連打で連続技を出せ、ジャンプ中も攻撃可能です。また、敵を掴んで投げることも可能で、投げた敵が他の敵にぶつかると、その敵もダメージを受けます。さらに、アイテムを拾って使用することもできます。

操作方法

操作は8方向レバーと2つのボタン(攻撃・ジャンプ)で行います。レバーでキャラクターを移動させ、攻撃ボタンで攻撃、ジャンプボタンでジャンプします。攻撃ボタンを連打すると連続攻撃を出すことができます。また、アイテムを拾うには攻撃ボタンを使用します。攻撃とジャンプのボタンを同時に押すと、必殺技を出すことができます。以下、操作方法などのテクニックです。

敵がプレーヤーを囲まないように、1箇所に敵を集め、背後を取られないように戦うことが基本戦略となります。また、普通に攻撃を受けるよりも、必殺技の方がダメージが軽減。

プレーヤーがジャンプとほぼ同時にレバーを自分の向きと逆に倒すと、バックジャンプします。前ジャンプよりも飛距離が長いので、敵から逃げやすくなっています。バックジャンプ中の攻撃は、キャラクターにより異なり、コーディーは膝蹴り、ガイは肘落とし、ハガーはボディプレスとなります。

プレーヤーが攻撃中にレバーを上・下・後ろのいずれかに入力していると、最後の攻撃の代わりに相手を逆方向に投げます。この投げのモーション中には無敵時間が存在するため、挟み撃ちを受けたときや後方の敵を攻撃する際などに有効です。

攻撃中に逆方向を向いて空振りさせ、次にボタンを押したときは必ず1段目がでます。これを利用して、3段目か4段目を逆向きに空振りさせ、再び攻撃を繰り返すことで、相手を一切身動きさせないまま攻撃を浴びせ続けることが可能です。

画面内に武器は最大6本までしか出現できません。そのため、地面にナイフ、鉄パイプ、日本刀が計6本落ちていると、特定の敵がナイフを出すことがなくなります。この仕様は、ラスボスにも通用します。

障害物を破壊する2フレーム後にレバーが入力されていると、中身が必ず高価な得点アイテムになる現象です。タイミングがシビアですが、大幅なスコアアップが見込めます。

第2ラウンドで、樽に乗ると敵が攻撃しなくなり、電車が止まるまで待つことで敵を倒さずに次の面に進むことができます。

キャラクター毎の技の出し方は「ストーリー設定」をご参照をご参照ください。

アイテム

『ファイナルファイト』には、さまざまなアイテムが登場します。それらのアイテムは、破壊可能な障害物から出現することがあります。具体的には、ドラム缶、ゴミ箱、木箱、樽、タイヤ、電話ボックス、看板、転がるドラム缶などを破壊すると出現し、背景の柱などに隠されていることもあります。アイテムは「回復系」「得点系」「武器系」の3つの系統があります。

アイテム得点効果
原始肉、ステーキ、鳥の丸焼き10,000点体力128ポイントを回復します
ハンバーガー、カレーライス、ピザ、ホットドッグ、寿司5,000点体力64ポイントを回復します
リンゴ、オレンジ、ブドウ、パイナップル、バナナ3,000点体力32ポイントを回復します
ソフトドリンク、ビール、ウィスキー、ガム1,000点体力16ポイントを回復します
アイテム得点効果
ダイヤモンド、金の延べ棒10,000点スコアが10000点増加します。
ネックレス、指輪、宝石(オパール、エメラルド)5,000点スコアが5000点増加します。
ドルの札束、円の札束、十円玉、時計3,000点スコアが3000点増加します。
ハンマー、帽子、ラジオ、ハンカチ1,000点スコアが1000点増加します。
アイテム得点効果
ナイフ500点敵に向かって投げることが可能です。特定のキャラクター(コーディー)は、敵が一定距離内にいる場合、投げずに手に持って攻撃できます。攻撃力は日本刀と同等で、鉄パイプよりも高いです。
鉄パイプ800点振って攻撃します。リーチと攻撃力が上がりますが、1回の攻撃速度が遅くなり、通常攻撃に比べて縦に対する攻撃判定が狭くなります。
日本刀1,000点振って攻撃します。リーチと攻撃力が上がりますが、1回の攻撃速度が遅くなり、通常攻撃に比べて縦に対する攻撃判定が狭くなります。
アイテム名得点
タル800点
ドラム缶700、3,000点
コンテナ1,000点
バケツ500点
電話ボックス1,500点
タイヤ800点
ベルガー車椅子10,000点

ステージ構成

全6ステージ+2つのボーナスステージで構成されています。

ステージ名称ルート等
ラウンド1スラム街(SLUM)スラム街→地下道→地下鉄駅前(ボス)と進む。
ラウンド2地下鉄(SUBWAY PARK)プラットホーム→地下鉄車内→線路上→地下プロレスリング(ボス)と進む。
ボーナスステージ1車破壊制限時間内に左右のドアとボンネットを破壊する。
ラウンド3ウエストサイド(WEST SIDE)街中→酒場→金網リング→街中(ボス)と進む。酒場から街中へ出ようとするとアンドレJr.がプレーヤーを捕えて金網リングに連れていく演出がある。
ラウンド4工業地帯(INDUSTRIAL AREA)工場→エレベーター(ボス)と進む。工場前半部は床から炎が噴き出る仕組みになっており、これを利用して敵の自滅を待つ手段もある。
ボーナスステージ2ガラス破壊制限時間内に16枚のガラスを割る。ガラスの中心を叩けば1発で割れ、中心から少しずれるとひびが入る(もう1発叩けば割れる)。端を叩くと回転し、巻き込まれると倒れてしまい、ダメージは無いが時間のロスになる。
ラウンド5湾岸地帯(BAY AREA)公衆トイレを越えて、湾岸地域を一直線に進んでいく。フェードアウトして画面が切り替わらず、また残り時間の回復が無い唯一のステージ。
ラウンド6アップタウン(UP TOWN)ビル手前とビル玄関→エレベーターで移動→ビル中庭→ビル内部→最上階(ボス)と進む。エレベーターで移動する最中に敵は登場しない。ビルの内部ではシャンデリアが落下し、当たるとダメージを受けるが、敵の体力を減らすのにも利用できる。また、中にアイテムが入っていることもある。シャンデリアの他は、通るとキャラクターが見えなくなる柱の内側にアイテムが隠れている。

敵キャラクター

敵キャラクターは、「マッドギア」に属し、通常キャラクターとボスキャラクターの2系統です。

通常キャラクター

20種類のキャラクターが登場します。

キャラクター特徴
ブレッド(BRED)、ダグ(DUG)最も弱い敵キャラクターです。ブレッドは白人男性で灰色の服を着ています。一方、ダグは黒人男性で、スキンヘッドに赤い服とサングラスが特徴です。体力が低く、ブレッドはほぼすべてのエリアに出現します。ブレッドは1,000点、ダグは1,200点。
ジェイク(JAKE)、シモンズ(SIMONS)ジェイクは青い服とヒゲが特徴的な男性です。シモンズはサングラスをかけ、黄色い服を着ている黒人男性です。飛び蹴りをする以外、ブレッドやダグと性能的に大きな違いはありません。ジェイクは1,400点、シモンズは1,700点。
J(ジェイ)、ツーピー(TWO. P)一気に間合いを詰めてのパンチが特徴的な敵キャラクターです。体力は低いですが、不意の一撃を食らうことがあります。特に、ダッシュ中には無敵時間が存在します。J(ジェイ)は1,500点、ツーピー(TWO. P)は2,000点。
アクセル(AXL)、スラッシュ(SLASH)バイカースタイルで筋肉質な体格をした敵キャラクターです。プレーヤーの攻撃を適切にガードし、強力なハンマーナックルや蹴り技で攻撃します。アクセルは灰色の服と赤いバンダナを着用している長髪の男性です。スラッシュは短髪で焦げ茶色の服を着ている褐色肌の男性です。アクセル(AXL)は2,000点、スラッシュ(SLASH)は2,500点。
グラハム・オリバー(Graham ORIBER)、ビル・ブル(BILL BULL)、ワン・フー(WONG WHO)肥満体の大柄な男性です。巨体を活かした頭突き攻撃が得意で、画面外から突進してくることが多いです。また、その場で頭突きやハイキックを放つこともあります。グラハム・オリバー(Graham ORIBER)は大きな体躯を持つキャラクターで、白いタンクトップと青いズボンを着用しており、体型は筋肉質でがっしりしています。2,000点。ビル・ブル(BILL BULL)は白い袖なしシャツとオリーブグリーンのズボンを着用しています。大柄で筋肉質な体型をしており、髭を生やしています。2,500点。ワン・フー(WONG WHO)は光沢のあるオリーブグリーンのズボンと白いタンクトップを着ています。3,000点。
ハリウッド(HOLLY WOOD)、エルガド(EL GADO)ゲリラのような格好をした細身で長身の男性です。スライディング、ボディブロー、そしてナイフを使った攻撃を仕掛けます。ハリウッドはオレンジ色の服と帽子、エルガドは薄黄色の服とヘアバンドが特徴です。ハリウッドは3,000点、エルガドは4,000点。
ロキシー(ROXY)、ポイズン(POISON)マッドギア構成員で、特に身軽なキャラクターです。攻撃力の高いジャンプキック、急に繰り出すサマーソルトキックが得意技です。ロキシーの髪色はオレンジ、ポイズンはピンク色です。ロキシーは2,000点、ポイズンは3,000点。
アンドレJr.(ANDORE Jr.)、アンドレ(ANDORE) 、F.アンドレ(F. ANDORE)、G.アンドレ(G. ANDORE)、U.アンドレ(U. ANDORE)ラウンド2から登場する敵キャラクターです。突進、ヒップドロップ、首絞め、パイルドライバーなどの多くの攻撃を持つ、体力が最も多い中ボス級のキャラクターです。Jr.は3,000点、他の色のキャラクターは4,000点。

ボスキャラクター

各ラウンドに登場するボスキャラクターの特徴です。

キャラクター特徴
ダムド(DAMND)ラウンド1のボスで、金髪でサングラスをかけたレゲエ風の大柄な黒人です。ジェシカを誘拐した主犯で、マッドギアの幹部でありながらFBIとも通じています。金のためなら何でもやる卑劣漢として知られています。10,000点
ソドム(SODOM)ラウンド2のボスで、アメフトの防具と日本の兜を装着したアメリカ人です。両手に持った日本刀の攻撃力は高く、刀はプレーヤーも奪って使えます。素手のときはアメフト仕込みのタックルで戦います。20,000点。
エディ.E(EDI. E)ラウンド3のボスで、警察官でありながらマッドギアの幹部を務めている卑劣漢です。拳銃と警棒が武器で、その攻撃範囲は広いです。30,000点。
ロレント(ROLENTO)ラウンド4のボスで、元軍人で棒術と手榴弾を使います。体力のあるときは棒術と飛び蹴りと投げ技で戦います。40,000点。
アビゲイル(ABIGAIL)ラウンド5のボスで、マッドギアの中で一番の怪力の持ち主です。大柄で筋肉質。チェーンで装飾された白地に黒い斑点模様のタンクトップとグレーのズボンを着用しています。50,000点。
ベルガー(BELGER)最終ボスで、巨大企業の総帥であると同時に、マッドギアを裏から操っています。灰色のラボコートを着用し、手にはボウガンを持っています。頭部はスキンヘッドで顎髭があります。攻撃手段はボウガンの矢しかありませんが、威力が非常に高いです。1,000点。

データ

『ファイナルファイト』の基本情報です。

発売年1989
プラットフォームアーケード
ジャンルアクション
プレー人数1-2人(同時)
メーカーカプコン
開発会社カプコン第三開発室
プロデューサー岡本吉起
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド藤田晴美、藤田靖明、松前真奈美、坂口由洋、下村陽子、高岡宏光、民谷淳子
販売数
受賞歴「第4回ゲーメスト大賞」大賞1位

関連タイトル

リストは本サイトの更新順です。関連タイトルは10タイトルまで表示。リスト外のものは検索ボタンから探してください。

評価

『ファイナルファイト』は、キャラクターデザインと個性豊かな敵キャラクター、さらに多彩で変化に富んだステージ設計は、プレーヤーに強い印象を与えています。各キャラクターのバランスが見事に調整されており、選択キャラクターによるゲームの易易度の偏りはありません。また、魅力的なボスキャラクターやドラマチックなコンティニュー画面、そして、爽快感あふれるアクションなど、本作の細部にわたるこだわりが評価されています。さらに、特殊なテクニック、通称「パンチはめ」などの存在は、ゲームを繰り返しプレーし、これらのテクニックをマスターすることで攻略が楽になり、プレーヤーの上達を実感させます。また、豪快なボーナスステージやBGMは、本作の世界観を一層引き立てています。ただし、一方で本作のゲームバランスが厳しいと感じているプレーヤーもいます。

総合的な評価は、『ファイナルファイト』は、アクションゲームの基礎を作り上げ、その後のベルトスクロールアクションゲームに多大な影響を与えた作品と言えます。その高い完成度と影響力から、ベルトスクロールアクションのファン、さらにはアーケードゲームの歴史に興味のあるプレーヤーにおすすめの作品です。しかし、その難易度の高さから、簡単にクリアを求めるプレーヤーよりも、ゲームの中のテクニックを磨き、その難しさを克服することに喜びを感じるプレーヤーにとって最適な作品です。

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。