『テトリス』は、1988年にセガから発売されたアーケードゲームです。このゲームは、旧ソ連のアレクセイ・パジトノフ氏が開発した落下型パズルゲームのアーケード移植作品。日本国内におけるテトリスブームの火付け役となったのがセガのアーケード版です。プレイヤーは、さまざまな形状のブロックを操作して、完全な横一列を作り出すことが目的です。ブロックは無限に降り続け、プレイヤーはこれらを適切に配置してラインを消去していく必要があります。シンプルながらも奥深いゲームプレイで、幅広い年齢層に支持されています。基板はシステム16A。
『テトリス』とは
『テトリス』は、ブロックを落下させてラインを作り、消去していくことで得点を獲得するパズルゲームです。このゲームの最大の特徴は、シンプルながらも瞬時の判断と戦略が求められる点にあります。プレイヤーは、様々な形状のブロック(テトリミノ)を左右に移動させたり、回転させて配置することで、ラインを形成し消去していきます。ブロックが画面上部に達するとゲームオーバーとなります。セガ版『テトリス』は、独自のグラフィックとサウンドで、当時のアーケードシーンに新たな風を吹き込みました。面クリアの度に背景が変わる仕様も重要な要素で、他にもゲーム中に登場するサルはマイケル・ジャクソンと暮らしていたサルとの噂もありました。このような噂の背景に、マイケル・ジャクソンがゲーム好きで、セガと親密な関係にあったからです。なお、タイトル名の『テトリス』は赤ブロックによる4ライン同時消しのことを指し、高得点を獲得できます。
アレクセイ・パジトノフとは
アレクセイ・パジトノフは、世界的に有名なビデオゲーム『テトリス』の生みの親として知られています。彼は1956年にソビエト連邦(現在のロシア)で生まれました。パジトノフはモスクワのモスクワ航空大学で数学とコンピュータ科学を学び、その後、ソビエト連邦の科学アカデミーの一部門であるコンピューティングセンターで働き始めました。『テトリス』を開発したのは、この時期です。
ワジム・ゲラシモフとは
ワジム・ゲラシモフは、世界的に有名なビデオゲーム『テトリス』の開発において重要な役割を果たした人物です。彼はソフトウェアエンジニアであり、1980年代にソビエト連邦で活動していました。『テトリス』は、1984年にアレクセイ・パジトノフによって考案されましたが、ゲラシモフはこのゲームをPC向けに最初に移植した人物として知られています。
ゲーム内容
基本的なルールは、横10列、縦20列のフィールドに落下してくるブロックを組み合わせ、横のラインをそろえて消していきます。ブロックは色分けされた7種類が存在し、いずれも4つのパーツで構成。レバーでブロックの左右移動および高速落下、ボタンで回転を行います。揃えたライン数に応じてレベルが上がり、レベル15で落下スピードがMAXになります。
(C)SEGA
データ
このタイトルの基本情報です。
発売年 | 1988 |
プラットフォーム | アーケード |
ジャンル | パズル |
プレー人数 | 1人 |
メーカー | セガ |
開発会社 | |
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評価
『テトリス』は、シンプルなルールながら深い戦略性と瞬間の判断が求められるゲームとして、多くのプレイヤーから高い評価を受けています。操作性の良さ、ゲームの中毒性、そして何度でもリプレイしたくなる魅力があります。プレイヤーは自分のスキルを徐々に高めていくことができ、挑戦意欲をかき立てられます。初心者から上級者まで、幅広い層におすすめできるゲームです。パズルゲームが好きな人、頭を使ったゲームを楽しみたい人に特におすすめします。
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