『フェリオス』は、アーケード向けのシューティングゲームです。1989年、ナムコが発売しました。
『フェリオス』とは
ギリシャ神話をモチーフにした縦スクロールタイプのシューティングゲームです。ハードの性能を活用して、拡大縮小を駆使した移動もあります。
ゲーム内容
プレーヤーは自機(アポロン)を操作して、敵を撃滅して、アルテミスを救出します。自機はライフを持ち、敵の攻撃を受けるとライフがひとつ減ります。すべてのライフを失うと自機をロスト。残機をすべて失うとゲームオーバーとなります。ステージ数(このゲームでは「チャプター」という)は難易度によって変わり、「EASY」であれば4ステージ、「HARD」であれば7ステージ。
操作方法
8方向レバー | 移動 |
ボタン1 | ショット |
ショットボタンを長押しすると画面下方のゲージにエネルギーをチャージできます。チャージ中、ボタンから指を離すと、その時点でチャージしたエネルギー量のショットを放つことができます。チャージMAXで高火力の溜め撃ち攻撃になります。
アイテム
特定の敵を倒するアイテムをドロップします。アイテムは複数あり、獲得することで自機をパワーアップまたは武器の種類を変更することができます。「ドラゴンスピリット」のような不利になるアイテムはありません。
種類 | 効果 |
---|---|
S | スピードアップ。獲得した分、移動速度がアップ。 |
O | オプション。最大3つまで自機につけることが可能。自機にあわせて移動し、火力もある。 |
B | ビーム。幅のあるショットを撃つことができる。ボタン長押しで連射可能。 |
A | アクロス。壁にあたると反射する武装。変形した地形を進むことが多いため利用価値は高い。 |
H | ホーミング。ステージ4で出現。ショットと一緒に誘導弾が発射できる。 |
L | ライフがひとつ分回復。ライフを回復する唯一のアイテム。 |
PHELIOS | HARDモードのステージ7限定アイテム。7つの文字を集めて「PHELIOS」を完成すると火力アップ。ラスボス撃破の必需品。 |
難易度とチャプター
ゲームの難易度は「EASY」「HARD」のどちらかを選択可能です。「EASY」は難易度が低めでチャプターは4つ。「HARD」は難易度は高めで、チャプターは7つです。チャプター7をクリアするとエンディングとなります。
チャプター | 特徴 | ボス |
---|---|---|
1 | ディロスの丘 | メデューサ |
2 | 洞窟 | グライアイ |
3 | 空中 | セイレーン |
4 | 溶岩地帯 | アンタイオス |
5 | 氷の迷宮 | スキュラ |
6 | デュポンの神殿の門 | ケルベロス |
7 | デュポンの神殿 | デュポン |
データ
このタイトルの基本情報です。
発売年 | 1989 |
プラットフォーム | アーケード |
ジャンル | シューティング |
プレー人数 | 1人 |
メーカー | ナムコ |
開発会社 | |
プロデューサー | |
ディレクター | |
シナリオ | |
グラフィック | |
サウンド | |
販売数 | |
受賞歴 |
評価
『フェリオス』は、ナムコが1989年にリリースした縦スクロールシューティングゲームで、ギリシャ神話をテーマにした独特の世界観とアクションが特徴です。このゲームは、アポロンがペガサスに乗り、囚われたアルテミスを救出するために旅をするというストーリーが展開されます。ゲーム内では、美麗なグラフィックと多彩なステージデザインがプレイヤーを魅了しました。
プレイヤーの総合評価としては、アクションとグラフィックの質の高さが高く評価されており、特にボス戦の演出や音楽が印象的だとされています。ポジティブな評価は、ゲームの難易度が高く、挑戦的なステージ構成がある一方で、ネガティブな評価は、一部のステージの難易度が高すぎると感じるプレイヤーが多い点です。ポジティブな評価が約70%、ネガティブな評価が約30%とされています。ネガティブな評価をしたプレイヤーは、難易度のバランスや、一部の敵キャラクターの動きが不規則で攻略が困難である点を改善してほしいと感じています。また、ステージ間のリプレイ性を高める要素が不足していると指摘する声もあります。
このゲームは、クラシックなシューティングゲームが好きで、難易度の高いゲームに挑戦したいプレイヤーにおすすめです。特に、神話をテーマにした独自の世界観と、戦略的なプレイを楽しめる方にとって、非常に満足度の高い作品と言えるでしょう。
分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。