AC版『リブルラブル』の魔法の挑戦、バシシの戦略と秘密

リブルラブル

『リブルラブル』は1983年にナムコから発売されたアーケード用アクションゲームです。プレーヤーは魔法の道具「リブル」と「ラブル」を操作し、画面中に隠されている宝箱を探します。

『リブルラブル』とは

基本的なクリア条件は、各面のマシュリン(茶色でマッシュルームのような生き物)をすべて消すことです。マシュリンを消すには、ふたつのレバーで囲む必要があります。このゲームの背景の緑(土地)には秘密があり、囲む動作を繰り返していると徐々に緑色から土色に荒れていきます。土地が荒れると、草花の成長が鈍くなり、ゲームの進行に影響がでます。プレーヤーの行動の源であるエネルギーはゲーム開始から徐々に減少していきますが、フィールドの草花を囲むことで回復できます。つまり、「土地が荒れる=草木が育たない」と回復ができないわけです。マシュリンを消すこと以外に、隠された宝箱を探したり、全種類の妖精トプカプを捕まえてボーナスステージを発動させて、荒れた大地を若々しく蘇らせたりすることでハイスコアへの道が開かれます。日本のコンピュータゲームで初めてCPUに「MC68000」を使用した作品としても知られています。

ゲーム内容

プレーヤーは「リブル」と「ラブル」を操作し、「バシシ」という囲むという操作によって敵キャラクターを撃滅したり、特定の場所に隠されている宝箱を発見したりしてゲームを進めます。「バシシ」で宝箱を開けると、妖精トプカプが出現。すべてのトプカプを捕まえると奇跡が起こり、ボーナスステージに突入します。

ストーリー設定

『リブルラブル』は、魔法とファンタジーに満ちた不思議な村が舞台のアーケードゲームです。プレイヤーはこの村で伝説の「バシシの魔力」を用いて、様々な冒険と対決を経験します。

物語は、プレイヤーがこの村に到着することから始まります。最初に遭遇するのは、魔法使いホブリンです。彼はプレイヤーを歓迎し、ゲームの基本的なメカニズムを紹介します。主な目的は、キュートなキノコの幽霊、マシュリンやその他の植物を「バシシ」という特殊な魔法で捕まえることです。これらはプレイヤーがエネルギーを集めるための主要な源です。

しかし、冒険はそう単純ではありません。悪者たちも多く、プレイヤーの行く手を阻むためにさまざまな障害を設けています。たとえば、「シェアー」と呼ばれる通り魔は、プレイヤーが引いたバシシのラインを切ってしまうことがあります。また、「キラー」という敵はエネルギーを吸い取り、「チェンジャー」という妖怪はリブルとラブルのキャラクターを入れ替えて混乱を引き起こします。これらの敵には注意が必要です。

ゲームの重要な要素の一つに、隠された宝箱があります。宝箱の場所は、赤く光る地点が目印となっています。宝箱を開けると、妖精「トプカプ」たちが6人現れ、これを捕まえることがプレイヤーの次なる任務となります。トプカプたちは「リブル・ラブルの奇跡」を実現する鍵とされており、彼らを通じてゲームが進行します。さらに、宝箱の近くには「ガーゴル」という悪魔が潜んでおり、彼は周囲の植物を枯らす力を持っています。プレイヤーはバシシの力を用いてこれと戦わなければなりません。このようにして、『リブルラブル』では魔法を駆使しながら敵を出し抜き、様々な障害を乗り越えることが求められます。これらの要素が組み合わさることで、プレイヤーにとって魅力的で挑戦的なゲーム体験が生まれるのです。

ゲームシステム

プレーヤーが8方向レバー2本を操作し、矢印の形状をした「リブル」と「ラブル」を使って敵キャラクタを囲み、魔力「バシシ」を用いて捕えるゲームです。ゲームには、エネルギーという概念があります。エネルギーは時間とともに減少し、完全になくなるとミスとなります。エネルギーはゲーム内の植物やキノコ「マシュリン」をバシシすることで回復できます。しかし、リブルやラブルが特定の敵に接触した場合や、エネルギーが尽きた場合にはミスとなり、手持ちのリブルラブルがなくなるとゲームオーバーとなります。

操作方法

8方向レバー2本を使用します。

バシシについて

「バシシ」とは、ゲーム『リブルラブル』における特有の魔法の力を指します。プレーヤーが操作するキャラクター、リブルとラブルの間に存在するラインを使って敵やオブジェクトを囲むことで、この魔法の力が発動します。この魔法の力が発動すると、画面が一瞬光ります。この光る瞬間の擬音を「バシシッ!」と表現したことから、この魔法の力を「バシシ」と名付けられました。ラインは非常に柔軟で、伸縮や変形が可能です。画面内に点在する杭にラインをひっかけて、外枠やライン同士を接触させることで「バシシ」を発動することができます。しかし、「バシシ」を発動することには注意が必要です。ラインで囲んだエリアの土地は徐々に痩せてしまい、その土地の植物の成長に影響が出てしまいます。このため、効率的に「バシシ」を発動することがゲームの戦略として求められます。

エネルギーについて

「リブルラブル」のゲーム内には、「エネルギー」という重要な概念が存在します。このエネルギーはゲーム画面の外周にゲージとして表示され、プレー中に減少していきます。エネルギーがゼロになるとミスとなります。エネルギーの減少は時間の経過とともに進行しますが、特定のアクションを行うことでエネルギーを補充することができます。具体的には、マシュリンというキノコや、ゲームフィールド上で成長する植物を「バシシ」することで、エネルギーを回復することができます。さらに、エネルギーが一定量を超えると、オーバーチャージという特別な状態になります。この状態では、ゲームのBGMが変わり、リブルとラブルは一時的に無敵となります。このオーバーチャージ状態を利用して、すべてのマシュリンをバシシすると、残ったエネルギーがボーナス得点として加算されます。

キャラクター

『リブルラブル』は、プレイアブルキャラクターであるリブルとラブルが活躍します。矢印の形をしており、さまざまな敵と戦うことになります。魔法使いのホブリンたちは、フィールド上の「実」を盗もうとします。シェアーやチェンジャー、キラーなどのキャラクターがフィールド上で様々な能力を持って動き回り、プレーヤーを困らせます。特にチェンジャーはリブルとラブルの位置を入れ替える能力を持っており、プレーヤーの操作を混乱させることがあります。そして、宝箱からはトプカプという妖精たちが飛び出し、彼らをすべて捕まえると特別なボーナスステージに進むことができます。

リブル・ラブル(LIBBLE & RABBLE)

プレイアブルキャラクターとして登場します。赤色の矢印がリブル、青色の矢印がラブルを表しています。リブルラブルは4,000点、12,000点、20,000点、40,000点、60,000点、1,000,000点に到達すると残機が増えます。

マシュリン(MUSHLIN)

ホブリンに魔法をかけられたキノコです。自機に触れてもミスになりません。得点の仕組みやエネルギー回復の特性があります。マシュリンを囲むと、その個数に応じて得点を獲得でき、1つ囲むごとに10点から最大で200点までの得点が加算されます。このキャラクターは、プレイヤーにとって得点稼ぎの重要な要素であり、すべてのマシュリンを囲むことで高得点が狙えます。

ホブリン(HOBBLIN)

4人の魔法使いで、それぞれ異なる色を持っています。デザインとしては、マントをまとい、魔法を使うような風貌です。マシュリンを引き連れ、特定の状態でプレーヤーを追いかけます。得点は500点です。

シェアー(SHEARS)

キャラクターデザインは鋭い刃を持ったはさみの形をしており、フィールド上でプレイヤーの妨害します。シェアーは、ラインに接触すると切断します。外周上にランダムに出現し。自機に触れてもミスになりません。倒せば1,000点を獲得できます。

チェンジャー(CHANGER)

デザインは、左右対称の形をした幾何学模様のような外観を持ち、その名の通り、チェンジャーに接触すると、プレイヤーの操作するリブルとラブルの位置を瞬時に交換するというトリッキーな特徴を持っています。チェンジャーを倒すと、得点は1,500点が加算されます。

キラー(KILLER)

時間がかかると出現し、特定の動きで自機を襲います。得点は各2,000点です。

ガーゴル(GARGOLE)

宝箱の近くに隠れており、特定の条件で出現します。得点は4,000点です。

トプカプ(TOPCUP)

宝箱から飛び出す6匹の妖精です。キーワードの文字に対応しており、すべて揃えるとボーナスステージに進みます。得点は各2,000点です。

トプカプの色特徴
ピンク1文字目に対応していて、左上へと飛び出します。
ブラウン2文字目に対応していて、左へと飛び出します。
グリーン3文字目に対応していて、左下へと飛び出します。
スカーレット4文字目に対応していて、右下へと飛び出します。
バイオレット5文字目に対応していて、右上へと飛び出します。
グレイ6文字目に対応していて、右へと飛び出します。

アイテム

ゲーム内には、エネルギーを回復するための「植物」というアイテムが存在します。この植物は時間が経つと成長し、成長度合いが高いほどエネルギーの回復量も増えます。植物は「種」「芽」「花」「実」の4段階の成長過程を経て、最終的には「実」になります。特に「実」は、エネルギーの大幅な回復などに役立ちます。また、「宝箱」をバシシすると高得点となる宝石や特別な魔法のアイテムを手に入れることができます。魔法のアイテムには、エネルギーの回復や敵の動きを一時停止させる効果などがあります。

名称回復量概要
キノコ1画面内を動き回っています。
5シーズン1スタート時にフィールド上に配置されます。また、時折フィールド上に自然発生します。時間の経過によって芽に成長します。
10成長過程のひとつです。時間の経過によって花に成長します。
25成長過程のひとつです。時間の経過によって実になります。シェアーが通過すると枯れて消滅します。
40成長過程の最終形態です。採らないまま時間が経つと種になりますが、その数は実が位置しているフィールドの荒れ具合に依存します。種は0個から3個のいずれかになります。また、画面上のキャラクタ総数にも依存する場合があります。チェンジ能力を失った状態のチェンジャーが摂取すると、チェンジ能力が回復します。
アイテム名得点出現確率
4,000点135/256
魔法のランプ6,000点60/256
アミュレット・オブ・エメラルド8,000点30/256
ルビーの指輪10,000点16/256
アメジスト・ブローチ20,000点8/256
ブライト・クリスタル40,000点4/256
シルバー・クラウン60,000点2/256
ゴールド・クラウン100,000点1/256
アイテム効果
ハート土壌の状態により、種が0 – 3個飛び出します。
ツボエネルギーが少し回復します。
砂時計一定時間敵およびエネルギーの消費が停止します。
水晶玉次の2シーズンだけ宝箱の出現位置を教えてくれます。
エネルギーがオーバーチャージされます。
クローバー荒れた土を元に戻します。
カブトシーズンクリアとなります。
スペシャルフラッグリブルラブルの残数が1組増えます。

ランキングについて

ランキングは、スコア順ではなく「奇跡を起こした回数」に基づいて決定されます。奇跡を起こした回数が同じプレーヤーの場合、シーズン数が少ない方が上位となり、さらにその数も同じ場合はスコアが高い方が上位にランクインします。

シーズン

ゲームのステージは「シーズン」と称され、2つの方法でクリアが可能です。1つ目は、20匹のマシュリンをすべてバシシする方法。2つ目は、トプカプという妖精をバシシし、キーワードを完成させる方法です。シーズンは春夏秋冬の順に進行し、それぞれの季節で難易度や杭の配置が変わります。春と夏は杭が多く配置され、秋や冬は杭が少なくなります。各シーズンには宝箱が隠されており、バシシすることで出現させることができます。宝箱の中にはトプカプやアイテムが入っています。宝箱の位置はシーズンによって異なり、シーズン3以降はバシシした場所に宝箱があることを示す点滅が表示されます。宝箱を出現させると、トプカプが飛び出し、キーワードを完成させるためのアルファベットを持っています。キーワードを完成させるとボーナスステージに進むことができます。なお、シーズンは40まであり、それ以降はシーズン21からのループとなります。

宝箱とボーナスステージ

各シーズンには宝箱がひとつ隠されており、特定の範囲をバシシすることで現れます。この宝箱には6匹の「トプカプ」とアイテムが収められています。ゲームが進行するにつれて、宝箱の位置が示されるタイミングが変わり、シーズン3以降はバシシを行うことでのみ位置が示されます。このときのサインは、画面が紫と白で点滅することです。宝箱をバシシすると、高得点の宝石や特別な効果を持つアイテムが出現します。また、トプカプをすべてバシシすると、6文字のキーワードが完成し、「奇跡」と呼ばれる特別なイベントが起こり、ボーナスステージに進むことができます。

ボーナスステージでは、制限時間内に6つの宝箱を探し出すことが目的です。ステージ開始時に宝箱の位置が一時的に表示され、その後はプレーヤーが記憶を頼りにバシシを行い、宝箱を見つけ出します。ボーナスステージのキーワードは「FLOWER」、「RAINBOW」、「JEWELS」などがあり、特定のキーワードでは特別なBGMが流れることもあります。ボーナスステージが終了すると、ゲームは通常のステージに戻ります。

ボーナスステージのキーワードは最大6文字までとなっており、7文字の場合、7文字目は初めから公開されています。下表は、キーワードと補足説明です。

キーワード説明
FLOWER画面に花が咲きます。
RAINBOW画面にレインボーが出現します。
JEWELS画面にさまざまな宝石が出現します。
??????キーワードはランキング1位のNAMEです。初期設定は同社のゲーム名「RALLYX」となっています。テーブルゲーム機でプレーするユーザーが出現します。
BRIDAL新郎新婦が出現します。BGMは、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」です。
FANTASY非常にレアなボーナスステージです。

攻略

『リブルラブル』をより楽しく、そして効率的に進めるための攻略情報をいくつか紹介します。

キャラクター数を増やして攻略を楽にする方法

画面上の表示キャラクター数が多くなると、敵の動きは遅くなりますが、リブルラブルの動きは遅くなりません。花畑を育ててマシュリンを頻繁にバシシしないようにすることで、表示キャラクター数を増やし、ゲームの攻略が楽になります。

キャラクターを「生け捕り」するテクニック

自機のラインを直角に交差させることで、キャラクターをバシシせずに「生け捕り」することができます。特に、マシュリンをこの方法で生け捕りにしてボーナスステージに進むと、ボーナスステージ中にマシュリンが動きます。

ボーナスステージの利用

ボーナスステージに進むと、地面の色が緑一色にリセットされます。ゲームを進めると地面は真っ茶色に変わるため、定期的にボーナスステージを利用することが攻略の鍵となります。

無敵状態を利用する

ゲーム内の果物などを取ることでエネルギーゲージが増加します。ゲージが最大に達すると、一定時間、リブルラブルは無敵状態となります。この無敵時間を上手く利用することで、ゲームの攻略がよりスムーズになります。

サウンド

『リブルラブル』の楽曲は、ゲームの各シーンに合わせた多彩な音楽が特徴です。イントロやゲーム中の曲は軽快でテンションを高めるリズムが中心となり、プレイヤーを引き込む効果があります。オーバーチャージ時の曲は緊迫感を演出し、フラワー完成やネームエントリー時には達成感や安心感を与える落ち着いたメロディが流れます。ブライダル完成時には、荘厳で祝祭的な楽曲が用いられ、特別な瞬間を際立たせています。

イントロ

メロディは、シンプルながらも印象的なリズムを特徴としています。全体的に軽快なテンポで進行し、早い段階から躍動感を感じさせます。

ゲーム中のメイン楽曲

独特のリズムと繰り返しが特徴的です。メロディは細かい音符の連続で構成されており、軽快でありながらもテンションを維持し続けます。同じフレーズが繰り返されることで、プレイヤーに一定のリズム感を与え、ゲームの緊張感を高めています。

オーバーチャージ時の楽曲

テンポが速く、緊張感を高める要素が強く表れています。曲全体としては、高速で展開されるリズムが特徴的で、プレイヤーに緊迫した状況を伝えるとともに、プレイのスリルを増幅させる役割を果たしています。

フラワー完成時の楽曲

テンポはゆったりとしており、落ち着いた雰囲気を持っています。メロディの終盤で一度区切りが入る部分は、プレイヤーに達成感を強調するポイントとなっています。

ブライダル完成時の楽曲

原曲はメンデルスゾーンの「結婚行進曲」から引用されており、テンポはゆっくりとした落ち着きのあるもので、荘厳さと祝祭感を感じさせます。

ネームエントリー時の楽曲

テンポは非常に速く、軽快で明るい雰囲気が特徴です。メロディの流れがスムーズで、プレイヤーに次のアクションを促すような効果があります。このように、速いテンポと活発なリズムが組み合わさり、ゲームの終了後もプレイヤーに緊張感と達成感を残す印象的な楽曲となっています。

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1983
プラットフォームアーケード
ジャンルアクション
プレー人数1-2人
メーカーナムコ
開発会社ナムコ開発部
プロデューサー岩谷徹
ディレクター岩谷徹、佐藤誠市
シナリオ
グラフィック
サウンド大野木宜幸、小沢純子
販売数
受賞歴ゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』第27位

評価

『リブルラブル』(1983年、ナムコ)は、独特な操作とプレイスタイルで注目を集めたアーケードゲームです。このゲームは8方向レバーを2本使って操作し、リブルとラブルというキャラクターを別々に動かすことが特徴です。プレイヤーは画面上にある杭を囲んで地形を塗りつぶし、敵キャラクターを捕獲するというアクションを行います。また、フィールドに隠された宝箱を探し出してスコアを稼ぐ要素があり、特にこの宝箱探しがゲームの中核を成しています。

リブルラブルは、そのユニークな操作性とシンプルながらも深みのあるゲームデザインで、多くのプレイヤーから好意的に評価されています。独創的なシステムで高評価を得た一方、難易度が高く、操作に慣れるまでに時間がかかる点が一部のプレイヤーからは難点として挙げられています。

ポジティブな評価は約70%、ネガティブな評価は30%です。ポジティブな評価の理由として、ゲームが持つ独自の操作性や、宝箱を探すという緊張感のあるゲームプレイが挙げられます。一方で、ネガティブな評価の主な理由は、操作に習熟するまでの難しさや、初期段階でのルールの理解が難しい点です。操作が難しく、慣れるまでに時間がかかるため、より直感的な操作感が望まれていることが多いです。また、ゲームの説明が不十分であると感じるプレイヤーもおり、チュートリアルの導入や、もう少しわかりやすいルール説明があれば、より多くのプレイヤーに楽しんでもらえる可能性があります。

リブルラブルは、ユニークな操作性やアクションパズルが好きなプレイヤーにおすすめです。特に、難易度の高いゲームに挑戦するのが好きな人や、レトロゲームの魅力を感じたい人には最適です。また、スコアを競い合うことが好きなプレイヤーにも向いています。

評価要素と採点は次の通りです。合計:81点/100点。

  • ゲームプレイ体験(32/40点)
    操作性が独特で、初めてプレイする際には慣れるまでに時間がかかります。プレイを続けることでゲームの奥深さが理解でき、達成感を味わうことができますが、操作において不便さを感じるプレイヤーも多く、ゲーム体験が円滑でない場面が見受けられます。そのため、減点。
  • グラフィックスとビジュアル(18/20点)
    1983年の技術に基づくものですが、鮮やかなビジュアルとドット絵のデザインは魅力的です。シンプルな中にも、しっかりと個性があり、ゲームの世界観にプレイヤーを引き込む要素となっています。
  • 音楽とサウンド(12/15点)
    シンプルながらも効果音がゲームプレイの緊張感を高める役割を果たしています。音楽自体は短くてシンプルですが、ゲーム体験に合っており、プレイの雰囲気を損なうことはありません。
  • 技術的なパフォーマンス(6/10点)
    当時のアーケードゲームとして、技術的には高評価を得ていたものの、プレイ中に処理落ちが発生することが多く見受けられます。このため、技術的な安定性において減点となりました。
  • ユーザーインターフェースとユーザーエクスペリエンス(4/5点)
    基本的な操作性とスコア表示のわかりやすさは維持されており、シンプルで直感的です。ただし、二本のレバーを使った独自の操作は、初めてのプレイヤーには取っつきにくく、一部のプレイヤーには難解に感じられることがあります。
  • 独自性と革新性(5/5点)
    このゲームは、当時のアーケードゲーム市場において非常に独創的な体験を提供しました。特に二本のレバーを使った操作と、宝箱を探し当てるというゲームシステムは、他に類を見ない革新性があります。
  • 価値と満足度(4/5点)
    ゲームの難易度が高く、プレイに時間をかけることで達成感が得られます。しかし、難易度が高すぎて、一部のプレイヤーには満足度が低く感じられることもあるため、減点しました。

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。