アーケード版『フォゾン』

アーケード フォゾン

『フォゾン』はアーケード向けのアクションゲームです。1983年、ナムコが発売しました。

『フォゾン』とは

ケミックを8方向に動かし、画面中央に指定されたフォーメーション(形)通りにモレックとつなぎます。完成すると1ステップ(面)クリアです。ケミックがアトミックに触れるとミスになり、全滅するとゲームオーバーです。また、ステップごとにモレックの数に限りがあり、全部なくなるとそのステージを最初からやり直すことになります。独創的なゲームデザインは高い評価を受けていますが、アーケードゲームゆえにステージが進むと難易度があがり、フォーメーションの完成が難しくなります。「フォーメーションの完成」=「特定の場所に限定した結合」にストレスが増し、物珍しさでプレーしたものの離脱するプレーヤーが多かったことが残念です。

ゲーム内容

プレーヤーは自機(ケミック)を操作して、背景に表示されているフォーメーションの完成を目指します。

操作方法

方向レバーケミック(自機)の移動
ボタン1モレックと分離

キャラクター

キャラ形状特徴
ケミック黒い球プレーヤーが操作します。フォーメーションの核になります。
モレック黄緑球体に3つのオレンジ球同じ色を続けてつなげると得点がアップします。
パワーモレック黄緑球体に4つのオレンジ球ケミックとつなげるとアトミックに反撃できます。反撃中はモレックが回転しています。
アトミック青い球合体や分裂を繰り返し、ケミックが触れるとミスになります。
アルファ線赤と青モレックに触れるとモレックを3個破壊します。
ベータ線黄緑モレックに触れるとモレックを1個破壊します。

攻略ポイント

  • 完成図と同じ場所で成功させると自機追加

偶数ラウンドのステップ3のみで有効

サウンド

『フォゾン』は、アーケードゲームとしてプレイヤーに緊張感を与える独特の音楽を持つ作品です。

ラウンド開始時の楽曲

全体的に、シンプルながらも緊張感を与えるメロディが特徴的です。使用されている音符は短く刻まれており、これによりリズミカルで引き締まった雰囲気が生まれています。また、音階は全体的に低音域から高音域へと駆け上がるように配置されており、音楽が進むにつれて徐々に盛り上がりを見せます。テンポは比較的ゆっくりとした速さです。

ゲームオーバー時の楽曲

曲は静かでゆっくりとしたテンポで始まり、次第に不安感を醸し出すような緊張感のある音が繰り返されます。低音域と高音域を交互に用いることで、プレイヤーにゲームの終了を強く印象づける効果があります。特筆すべき点は、途中からリズムが細かくなり、焦燥感を煽るような急展開が見られることです。これにより、プレイヤーにゲームが終了したことをさらに強く認識させます。

(C)1983 NAMCO BANDAI Games Inc.All Rights Reserved.

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1983
プラットフォームアーケード
ジャンルアクション
プレー人数1人
メーカーナムコ
開発会社
プロデューサー
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド
販売数
受賞歴

評価

準備中

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。