AC版『あっかんべぇだー』

『あっかんべぇだー』は、1995年にタイトーからリリースされたアーケード向けのシューティングゲームです。スペースインベーダーシリーズの第5作目となる本作は、コミカルなキャラクターとユニークなゲームシステムを特徴としています。プレーヤーは10種類の中から機体を選択し、インベーダーを撃墜しながらステージを進めていきます。また、2人による協力プレーも可能で、ゲーム内には多彩なアイテムも用意されています。

『あっかんべぇだー』とは

『あっかんべぇだー』は1995年にタイトーから発売されたアーケード用シューティングゲームで、スペースインベーダーシリーズの第5作目に相当します。ゲームの魅力は、コミカルなキャラクターとユニークなゲームシステムです。ゲーム開始時には10種類の中から自分の使用する機体を選択することができ、それぞれには独特の性能が備わっています。プレーヤーは2方向レバーと1ボタン(ショット)を使い、徐々に画面下に迫ってくるインベーダーを撃墜します。一定時間ショットボタンを押し続けることで強力な溜め攻撃を出すことも可能で、これがシリーズ初の導入要素となっています。また、2人による協力プレーも可能。ゲーム内では多彩なアイテムが登場し、これらを効果的に使用しながらステージを進めていきます。

ストーリー設定

様々な姿を変えて侵略してくる敵を退治するというものです。侵略者がどんな姿をしていても容赦はありません。あなたは生まれ変わった防衛軍として、バワーを見せつけて侵略者を退治する任務に就きます。ラウンド毎には愉快なアニメーションがついており、可愛くも恐ろしい敵キャラたちが登場します。また、ステージをクリアするごとに強力なボスキャラが出現します。このゲームは、元祖シューティングゲーム「スペースインベーダー」にコミカルでユニークな演出を盛り込んでいます。

操作方法

『あっかんべぇだー』は、2方向レバーと1つのショットボタンを使用して自機を操作します。ショットボタンを一定時間押し続けることで、強力な溜め攻撃を行うことが可能です。また、このゲームは2人での協力プレーも可能です。目指すは全5ラウンド＆32ステージをクリアすることです。

ゲームシステム

『あっかんべぇだー』では、徐々に画面下に迫ってくるインベーダーを撃墜することが目標です。自機の選択は10種類から行い、特定の条件を満たすとアイテムが出現します。ステージは全5ラウンド＆32ステージ構成となっており、各ラウンドの最後にはボス戦が待っています。敵の弾に触れたり、インベーダーが最下段まで到達するとライフが減少します。コミカルでユニークなキャラクターとのバトルを楽しみながら、ステージクリア を目指しましょう。

プレーヤーキャラ

プレーヤーは、10種類の自機からひとつを選択して戦うことができます。そのひとつがテケテケ1号と2号、これは足がついた古いインベーダーの砲塔に似た機体で、その特殊な溜め撃ちが敵を貫通します。また、和式便所と洋式便所を模したユーモラスな機体であるくさい和1号と2号も選択可能で、こちらは溜め撃ちが1箇所に留まって広がります。その他にも、自機の移動を追尾する溜め撃ちを持つポリバケツ1号と段ボール箱2号、連続発射の溜め撃ちを持つシルバーホーク1号と2号など、各自機は独特な攻撃性能を持っています。

アイテム

アイテムはUFOを撃墜することで得られます。「爆弾」は投げて爆発させ、範囲内の敵を一掃します。「ボーリング」は投げて縦方向のインベーダーを一掃。「タイマーストップ」で敵の動きが一時停止。「ラピッドビーム」で連射が可能になります。

ステージ

各ステージにはユニークなテーマや特色があります。

(C)TAITO CORP.1995

データ

このタイトルの基本情報です。

関連タイトル

リストは本サイトの更新順です。関連タイトルは10タイトルまで表示。リスト外のものは検索ボタンから探してください。

評価

『あっかんべぇだぁ～』は、『スペースインベーダー』をベースにした全5ラウンド構成のシューティングゲームで、ボスキャラとの対決や敵の編隊を撃ち落とす要素をパロディとして組み合わせています。ステージや敵キャラもバラエティに富み、コメディタッチでありながらもゲームプレーに没頭できます。ただし、速い敵の侵攻や細く小さい敵弾、多くの敵や弾をばら撒くボスキャラなどが難易度を高めており、素人には難しいゲームです。

総合的に見ると、『あっかんべぇだぁ～』は上手く『スペースインベーダー』を現代風にアレンジした良作ゲームで、コメディタッチの内容や高難度のゲームプレーが魅力です。プレーヤーはため撃ちや連射を使いこなす必要があります。パロディウスシリーズのファンやシューティングゲームの上級者に特におすすめです。また、『スペースインベーダー』のリメイクやパロディ作品に興味がある方にもおすすめです。