PC-6001mk2版『グロブダー』は、電波新聞社がナムコからライセンスを受けて移植したアーケードゲームです。オリジナルの『グロブダー』は1984年にナムコから発売されたシューティングゲームで、元々は『ゼビウス』に登場する敵キャラクターを主人公に据えたスピンオフ作品として作られました。
概要
『グロブダー』は全方向シューティングゲームで、プレイヤーは自機を操り、敵の戦車をすべて倒してステージをクリアするという形式のゲームです。敵の弾幕を避けつつ、シールドを適切に使用して反撃しながら進んでいきます。ゲーム自体には特定のストーリーはありませんが、ステージごとに難易度が増していき、プレイヤーにさらなる挑戦を提供します。
特にPC-6001mk2版にはアーケード版にはない「エディットモード」が搭載されており、プレイヤーが自分自身でステージをカスタマイズできる機能が追加されています。これにより、オリジナルのステージ設計が可能となり、自由度が大幅に向上しました。
特徴と魅力
『グロブダー』の魅力の一つは、シンプルながらも戦略性のある全方向シューティングであることです。敵の配置や動きに合わせてシールドを使いこなし、適切なタイミングで反撃する必要があり、スピーディーな判断力が求められます。特に、倒した敵が爆発すると周囲の敵にもダメージを与える「誘爆システム」は、他のシューティングゲームにはない独特な要素として楽しめます。
操作方法と攻略方法
PC-6001mk2版『グロブダー』では、基本的な操作は方向キーで移動し、Zキーでシールド、Xキーでキャノンを撃つというシンプルなものです。シールドは無制限ではなく、一定時間しか持たないため、慎重なタイミングで使用する必要があります。
特に序盤のステージでは、敵の攻撃パターンを観察し、確実にシールドを使用して防御することが重要です。敵を誘爆させることで効率よくクリアすることができ、特定の場所で待ち伏せるなどの戦略が有効です。
影響と評価
『グロブダー』は、ナムコが1984年にリリースしたアーケードゲームで、その後PC-6001mk2など複数のプラットフォームに移植されました。プレイヤーは、自機「グロブダー」を操り、フィールド内の敵戦車や砲台を倒してステージをクリアしていきます。このゲームは、瞬時の判断力と戦略性が求められ、多くのプレイヤーに挑戦的な作品として記憶されています。
プレイヤーからの評価は分かれており、総じて60～70%がポジティブな評価をしています。ポジティブな評価の理由として、ゲームのスピード感やシンプルな操作性が挙げられ、特に戦略的に敵を誘爆させるテクニックが評価されています。一方で、30～40%のプレイヤーは難易度の高さを批判しており、瞬時のミスが致命的になりやすいことから、フラストレーションを感じるユーザーもいるようです。ネガティブな評価を持つプレイヤーは、難易度のバランス調整や救済措置の不足を改善点として挙げています。特に、後半ステージでの厳しい敵配置や攻撃パターンに対して、もう少し緩やかな進行を望む声がありました。
このゲームは、アクションゲームが得意で反射神経に自信のあるプレイヤーや、レトロゲームに挑戦したい人に特におすすめできます。ステージクリアの達成感を求めるゲーマーにとって、やりがいのあるタイトルです。
