1990年代初頭、ゲームセンターは新しい対戦型格闘ゲームで賑わっていました。プレイヤーたちは、歴史上の英雄たちが時空を超えて集結し、熱いバトルを繰り広げる『ワールドヒーローズ』に夢中になっていました。
開発背景や技術的な挑戦
『ワールドヒーローズ』は、1992年にアルファ電子(後のADK)とSNKの協力により、ネオジオMVS向けに開発されました。当時、対戦型格闘ゲームは『ストリートファイターII』の成功により急速に人気を博しており、本作もその流れを受けて開発されました。特徴的なのは、歴史上の人物や伝説的なキャラクターをプレイアブルキャラクターとして採用した点です。
プレイ体験
ゲームは3ボタン(パンチ、キック、投げ)と8方向レバーで操作し、ボタンの押し加減で攻撃の強弱を調整する独特のシステムを採用しています。また、通常の対戦モードに加え、「デスマッチモード」が存在し、電流リングや地雷などのトラップが配置されたステージでの戦いが楽しめました。
初期の評価と現在の再評価
発売当初、アーケード版は商業的に成功し、日本のゲーム誌『ゲームマシン』では1992年9月1日号で第3位の人気アーケードゲームとして紹介されました。北米でも高い評価を受け、特にデスマッチモードの独創性が注目されました。現在でも、レトロゲームファンの間でそのユニークなゲーム性が再評価されています。
他ジャンル・文化への影響
本作は、歴史上の人物を格闘ゲームのキャラクターとして登場させるという斬新なアイデアで、他のゲームやメディアにも影響を与えました。例えば、後の格闘ゲームでも歴史的・伝説的な人物をモチーフにしたキャラクターが登場するようになりました。
リメイクでの進化
現代にリメイクされる場合、高解像度のグラフィックやオンライン対戦機能の追加が期待されます。また、オリジナルのゲーム性を尊重しつつ、新しいキャラクターやモードの追加、バランス調整などが行われるでしょう。
まとめ
『ワールドヒーローズ』は、歴史上の英雄たちを題材にした独創的な格闘ゲームとして、多くのプレイヤーに愛されました。独特のゲームシステムやデスマッチモードなど、他の格闘ゲームとは一線を画す要素が満載で、今なおその魅力は色褪せません。
© 1992 アルファ電子 / SNK