AC版『ザ・キング・オブ・ドラゴンズ』

AC版『ザ・キング・オブ・ドラゴンズ』

『ザ・キング・オブ・ドラゴンズ』は、1991年にカプコンから発売されたアーケード向けのアクションゲームです。剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、5人の勇者が立ち上がり、世界を狂わせたレッドドラゴン・ギルディスを倒して財宝を手に入れるというストーリーが展開されます。プレーヤーは、5人のプレイヤーキャラクターから任意のキャラクターを選んでゲームを開始し、8方向レバーと2つのボタンを使って操作します。攻撃はボタンA、ジャンプはボタンBで行います。また、魔法を使うことも可能で、少しの間無敵になります。

『ザ・キング・オブ・ドラゴンズ』とは

『ザ・キング・オブ・ドラゴンズ』は、カプコンが開発し、1991年8月5日に稼働開始したアーケード用ベルトスクロールアクションゲームです。プレーヤーは剣と魔法の力を駆使して、レッドドラゴン・ギルディスとその配下のモンスターたちを倒し、財宝を手に入れる冒険に挑みます。5人の勇者からキャラクターを選び、全16ステージを攻略していきます。グラフィックやサウンドのクオリティが高く、迫力あるバトルと壮大な世界観が特徴です。

ゲーム内容

プレーヤーは、勇者たちの1人となり、剣と魔法の力を駆使して敵と戦いながらステージを進んでいきます。ゲームはベルトスクロール形式で展開され、縦スクロールや横スクロールのアクションを楽しむことができます。各ステージには様々な敵キャラクターやボスキャラクターが登場し、戦闘や障害物の克服を行います。また、特定のステージでは魔法を使うことができ、敵に大ダメージを与えることが可能です。プレーヤーは1人から3人まで同時プレーが可能で、協力しながら冒険を進めることもできます。

ストーリー設定

ザ・キング・オブ・ドラゴンズは、剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしたゲームです。ストーリーは、世界を狂わせたレッドドラゴン・ギルディスを倒して財宝を手に入れるため、5人の勇者が立ち上がるというものです。

キャラクター

このゲームでは、得点が経験値の役割を果たし、キャラクターが得点を稼ぐことでレベルが上がります。レベルが上がると、キャラクターのHPは8ポイント回復し、防御力が1ポイント増加します。ダメージは最低でも1を保証しています。また、時折HPの上限が8ポイント増加し、キャラクターのレベルが24に達すると、HPの上限は96に確定します。キャラクター選択により、防御戦略も異なります。例えば、ファイター、クレリック、ドワーフは、盾でガードすることが可能です。進行方向と反対の方向にレバーを入力することでガードが発動します。ただし、レバー入力が早すぎるとガードは失敗します。対して、ウィザードとエルフは、ガードする能力を持っていません。キャラクターはゲームの進行と共に成長し、攻撃力と防御力を強化します。具体的には、1面から14面までの各ステージをクリアすると、新たな武器や防具が出現し、これを取得することでキャラクターの戦闘力が上がります。キャラクターの初期装備はLv1で、最高レベルはLv8までとなっています。ステージは2面ごとに組になっており、偶数面では直前の奇数面で出現しなかった装備が出るようになっています。

職業名前特徴
ファイターデレク守備力は低く、マジッククリスタルの威力も最も低いですが、近接戦闘に長けています。レベルアップはクレリックに次いで速いです。
クレリックアルド近接戦闘タイプで守備力が最も高い。攻撃力はファイターとほぼ同じですが、やや低めです。足が遅く、ジャンプの滞空時間も短いです。レベルアップが早いです。
ウィザードレジェ武器レベルにより通常攻撃の性能が変わります。序盤のリーチは短く、HPが最低ですが、守備力は中位で、マジッククリスタルの威力が最も高いです。
エルフラベルリーチが最も長いですが、攻撃力と守備力が最も低いです。レベルアップが最も遅く、最高レベルの24に達するには391万5000点の経験値が必要です。
ドワーフバルガス背が低いため、他のキャラクターではジャンプしないと攻撃できない敵を普通に攻撃できます。矢と投槍に当たりません。武器の威力はファイターとほぼ同じですが、リーチが短く、振りが遅いため、ソロプレイでは不利を強いられることが多いです。守備力は2位で、レベルアップはやや遅いです。

ゲームシステム

『ザ・キング・オブ・ドラゴンズ』は、剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしたアーケードゲームです。プレーヤーは5人のキャラクターから任意の1人を選び、世界を狂わせたレッドドラゴン・ギルディスを倒し、財宝を手に入れることを目指します。全16ステージからなり、各ステージは独特の敵や障害物で満たされています。

操作方法

操作には、8方向レバーと2つのボタン(AボタンとBボタン)を使用します。

8方向レバーキャラクターの移動方向を制御します。8方向に移動することが可能です。
Aボタン攻撃に使用されます。ボタンを押すとキャラクターが通常攻撃を行います。
Bボタンジャンプに使用されます。ボタンを押すとキャラクターがジャンプします。また、ジャンプ中にAボタン(攻撃)を押すと、ジャンプ攻撃を行うことができます。
AボタンとBボタンを同時に押すAボタンとBボタンを同時に押すと、メガクラッシュという特殊攻撃を行います。これは一定時間無敵となる魔法攻撃で、敵に攻撃がヒットした際に体力を少し消費します。
キャラクター選択5人のプレーヤーキャラクターから任意のキャラクターを選び、ゲームを開始します。全16ステージを攻略します。
基本操作8方向レバーでキャラクターを操作します。ボタンAで攻撃し、ボタンBでジャンプします。
通常攻撃ボタンAを押すと通常攻撃ができます。
ジャンプ&ジャンプ攻撃ボタンBを押すとジャンプができます。ジャンプ中に攻撃(ボタンA)するとジャンプ攻撃になります。
メガクラッシュ攻撃ボタンとジャンプボタンを同時に押すと、体力を少し消費して一定時間無敵となり、魔法攻撃を繰り出すメガクラッシュが発動します。
シールド防御盾を持っているキャラクターは、敵の攻撃を受ける直前に進行方向とは逆にボタンを入力することで、敵の攻撃を防ぐことができます。
マジック・クリスタル魔力を秘めた水晶球で、モンスターが落としたり、宝箱から出現し、宙に浮かびます。武器で打つとモンスターの群れに大ダメージを与えます。

ステージ構成

『ザ・キング・オブ・ドラゴンズ』のステージ構成は、さまざまな地形を冒険し、敵キャラクターと戦います。

ステージ数名称ボス
STAGE1Orc VillageORK KING
STAGE2Treasure in an old castleMINOTAUR
STAGE3Battle on a mountain peakWYVERN
STAGE4Cave of hydraHYDRA
STAGE5To the norde isleなし
STAGE6The giant in the shrineCYCROPS
STAGE7Trent woodsGIANT SPIDER
STAGE8To the castleDRAGON RIDER
STAGE9In the castleBLACK KNIGHT
STAGE10UnderpassWRAITH
STAGE11Battle in the fortGREAT DRAGONIAN
STAGE12Castle GarenosROYAL KNIGHTS
STAGE13Dark WizardDARK WIZARD
STAGE14A cave in the woodsWYVERN
STAGE15Underground lavyrinthCYCROPS
STAGE16Golden limestone caveRED DRAGON GILDISS

STAGE1

敵の小さな戦士たちを距離を保って攻撃します。敵から逃げる時は、上下に移動しましょう。敵に囲まれたら、ジャンプして抜け出します。魔法の玉が出たら、すぐに使用します。ボスのオークキングは接近して連続攻撃するのがポイント。鉄球攻撃は、オークキングと重なる位置にいれば避けられます。

STAGE2

冷気を放つ樽に注意が必要です。凍ってしまった場合は、レバーを動かすことで復帰します。ボスのミノタウロスは、足元が弱点です。斧攻撃を避けながら足元を攻撃することで倒すことができます。

STAGE3

耐久力が高い赤オークに注意が必要です。一方、その他の敵は連打で倒すことが可能です。ボスのワイバーンは急降下攻撃を上下移動で避けつつ、降下後に後ろから攻撃します。ワイバーンが地面に降りたら、自分から接近して画面端に追い詰め、おしりを攻撃することで倒します。

STAGE4

スライムの攻撃を引き出すために左右に逃げます。画面端に追い詰められたら、スライムに向かってジャンプし、位置を入れ替えます。ボスのヒドラは首ごとに攻撃します。突進攻撃は、上下に移動して避けつつ、再度首を狙って攻撃します。

STAGE5

船の中央にある武具の宝箱を速やかに取り、右端にあるバナナを体力回復のために使用します。また、船の左端にはカエルの魔法があり、出現した半魚人を一度にカエルに変えることが可能です。ガイコツのジャンプ攻撃は上下に動くことで回避します。このステージのボスは存在しません。

STAGE6

鳥の高さを地面の影から確認し、ジャンプ攻撃を行います。再登場するミノタウロスに対しては、スネを攻撃して倒すことが有効です。ボスはサイクロプスで、そのスネが弱点となります。サイクロプスが距離を詰めてきた場合はジャンプして逃げ、ジャンプ中に攻撃してダメージを与えます。岩の攻撃は上下に動くことで避けます。

STAGE7

速い動きをするレッドスライムに注意が必要です。ボス前の緑トカゲと槍トカゲが同時に出現する時は、メガクラッシュを活用。ボスのジャイアントスパイダーに対しては、スクリーン上に2匹のクモが出現した時のみ攻撃します。移動パターンとしては、画面を左上→右上→右下→左下と回りつつ攻撃することが有効です。

STAGE8

弓兵を流星の魔法でまとめて倒すことで経験値を稼げます。ボスのドラゴンライダーに対しては、ジャンプしながら重なり連打します。なお、このボスは上半身に攻撃判定がないため、ジャンプしていればダメージを受けません。したがって、常にジャンプしながら戦うことが勝利への鍵となります。

STAGE9

ドラゴンライダーが2匹登場します。開始直後の柱の後ろには宝箱があるので、取得します。ドラゴンライダーに対する攻略は8面ボスと同じ方法で対応できます。ボスはブラックナイトで、画面左下から攻撃することでダメージを最小限に抑えられます。撃たれた後はすぐに下へ避けることがポイントです。画面左端で上下を行き来すれば、ドラゴンの炎に当たることはありません。

STAGE10

耐久力のあるミイラの突進に注意が必要です。ミイラは連打で倒します。ボスはレイスで、輪の中に入って連打しながら、逆サイドからの斧を撃って落とすことが攻略のポイントです。自機は進行方向の先頭にいることが重要で、反対側から来る斧を武器で跳ね返します。

STAGE11

ガイコツや弓兵が左右から攻撃してくるので、可能な限り画面の端で戦います。回復アイテムが出てこないので、ダメージを受けないように注意が必要です。ボスはグレートドラゴニアンで、攻撃はスネに当てることが必要です。射程ギリギリの距離から攻撃を当ててすぐに下へ逃げることを繰り返します。

STAGE12

ドラゴンライダーが出てきますので、ジャンプ攻撃で対処しましょう。ただし、ドラゴンが上方からブレスを吐くため、ジャンプ中にダメージを受けることがあります。ボスはロイヤルナイツで、基本的にはブラックナイトと同様の攻略が可能です。画面左下からひたすら連打することで対応可能ですが、突進には特に注意が必要です。

STAGE13

ミニドラゴンの飛行地帯を攻略するには立ち止まって連打することがポイントです。ミニドラゴンの数は決まっているため、すべてのミニドラゴンを出現させてから前に進むことが重要です。また、魔法使いに対しては先制攻撃が有効で、遅れた場合は攻撃を諦めて待機することが重要です。さらに、青色の炎に注意が必要で、魔法使いが消えても当たり判定だけは残ります。ボスのダークウィザードは、床から吹き出す炎が8方向に移動するため、予測しながら避けることが求められます。青色のボールも危険で、魔法使いからできるだけ離れて避けることが有効です。また、戦闘前に魔法使いがセリフをしゃべるので、その間に回復アイテムを探すことが重要です。

STAGE14

半魚人にダメージを与えたらすぐに近づくことがポイントです。半魚人がジャンプ攻撃を行なうので、それを横移動で回避して再度攻撃します。これを半魚人が倒れるまで繰り返します。ボスのワイバーンは2面のワイバーンと同じ対策で、槍トカゲは無視し、凍ったらすぐにレバーを連打して回復します。

STAGE15

ミイラとの戦いでは逃げ回りながら連打を行い、接近されたら自分からミイラにジャンプして位置を入れ替えます。また、スライムをボスまで連れて行かないよう注意が必要です。ボスのサイクロプスとの戦いでは、挟まれないように2匹を画面の片側にまとめ、赤青どちらかを集中攻撃して先に倒すことがポイントです。

STAGE16

ボスのレッドドラゴンとの戦いでは、画面上部でウロウロしているドラゴンの手をジャンプ攻撃します。頭に直接攻撃しようとするとブレス攻撃で大ダメージを受けるため、首の後ろに回り込むか、首から離れすぎないようにします。また、ドラゴンが体の向きを入れ替えると連続ブレス攻撃を行うので、メガクラッシュで回避するか、故意に手に掴まれることでダメージを減らすことも有効です。

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1994
プラットフォームアーケード
ジャンルアクション
プレー人数1 – 3人(同時プレー)
メーカーカプコン
開発会社カプコン
プロデューサー
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド下村陽子、里村由紀、西垣俊
販売数
受賞歴

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評価

『ザ・キング・オブ・ドラゴンズ』は、難易度が比較的低く練習すれば攻略可能な、剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしたゲームです。ベルトスクロールアクションとRPG要素の融合が見事で、プレーヤーキャラクター選択からボスバトルまで、多彩なゲーム体験を提供してくれます。ゲーム内には5つの個性豊かなプレーヤーキャラクターが存在し、戦士、僧侶、ドワーフ、エルフ、魔法使いの中から1人を選びます。選択したキャラクターによってゲームの難易度や進行速度が大きく変わります。さらに、レベルアップ機能や武器・防具の強化など、RPGの要素も含まれています。音楽面でも、下村陽子氏が作曲したBGMはゲームの雰囲気にマッチ。迫力のあるボスキャラクターと相まってゲームの世界観を一層引き立てています。

全体的な評価としては「良い」とされています。初心者でも気軽にプレー可能であり、ベルトスクロールアクションゲームの攻略法を学びつつ、RPGの要素を楽しむことができます。このゲームは、初めてアクションRPGをプレーしたり、ファンタジー世界を楽しみたいと思ったりするプレーヤーにおすすめです。

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。

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