アーケード版『ガッタンゴットン』

『ガッタンゴットン』は、1982年3月にコナミが開発・販売したアーケードゲームです。このゲームは日本国外でも輸出され、センチュリーという会社が「LOCO-MOTION」というタイトルで発売しました。

『ガッタンゴットン』とは

ガッタンゴットンは、15パズルのような動かせるパネルの上に線路が敷かれているゲームです。この線路の上を機関車が進みます。プレーヤーはパネルを動かして線路の組み合わせを変え、機関車の行き先を変更することができます。ゲームの目的は、機関車を止めずに進ませながら、すべての駅の乗客を乗せることです。

ゲーム内容

プレーヤーは、止まることなく進む機関車をパネルを動かしたり加速させたりしながら、周辺の駅の乗客すべてを乗せることが目的です。機関車が行き止まりや他の列車にぶつかるとミスとなり、機関車が1両減ります。機関車の進む道筋は黄色で示されるので、それを参考にしながらパネルを動かしていきます。

ストーリー設定

調査中

ゲームシステム

『ガッタンゴットン』は、15パズルのような動かせるパネルの上に線路が敷かれたゲームです。この線路の上を、止まることなく進む機関車が走行します。プレーヤーは、これらのパネルを動かして線路の組み合わせを変更し、機関車の進行方向を誘導することができます。このゲームの主な目的は、機関車を操作して、線路上の各駅に停車し、すべての乗客を乗せることです。しかし、ゲームを進める中でいくつかの障害が待ち受けています。機関車が行き止まりに進入したり、他の列車と衝突すると、ミスとなり機関車が1両減少します。幸いにも、機関車の進む道筋は黄色で表示されるため、それを参考にしながら適切にパネルを動かします。

特定の駅にはボーナス得点が設定されており、一定の時間が経過すると、その駅の乗客はカウントダウンタイマーに変わります。タイマーが0になる前に乗客を乗せることができれば、ボーナス得点を獲得できます。しかし、タイマーが0に達した場合、駅が閉鎖されるか、新たな列車が画面に現れ、それを避けながら機関車を操作する必要があります。また、2台以上の列車が画面内に存在する場合、列車同士を衝突させることで追加のボーナス得点を獲得することも可能です。

ゲームが進行するにつれて、より高度なステージが登場します。高度なステージになると、ボーナス得点が設定された駅の数が増加し、分岐する線路も出現します。分岐線路は機関車が通過するとボーナス得点が得られますが、どの方向に進むかはランダムです。そのため、機関車の誘導がより難しくなります。さらに、ステージが進むと、最初から他の列車が存在するステージや、マップの大きさが増加するステージも出現します。プレーヤーが機関車を閉じたループ状の線路に誘導すると、特別なキャラクターが現れます。このキャラクターは機関車に衝突するとミスとなるため、迅速にループから脱出する必要があります。

エクステンドは、最初に30,000点を獲得すると機関車が1両増加します。その後、70,000点を獲得するごとに、機関車が1両ずつ増加します。

操作方法

調査中

得点

『ガッタンゴットン』の得点システムは、様々なアクションに応じて点数が加算されます。

条件得点
分岐付き線路の上を通過150点
駅で乗客を乗せる100点
1パネル通過ごとに10点
カウントダウンにより、閉鎖された駅がある状態でクリア1,000点
全ての駅を通過してクリア5,000点

(C)1981 Konami Digital Entertainment Co.,Ltd.All Rights Reserved.

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1982
プラットフォームアーケード
ジャンルパズル
プレー人数1-2人(交互)
メーカーコナミ
開発会社コナミ
プロデューサー
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド
販売数
受賞歴

関連タイトル

リストは本サイトの更新順です。関連タイトルは10タイトルまで表示。リスト外のものは検索ボタンから探してください。

評価

『ガッタンゴットン』は、機関車を操作して駅を通過し、乗客を乗せることを目的としたゲームです。ルールはシンプルで、1マスの空白を利用して機関車の進路を確保しながら、すべての駅を通過することが求められます。しかし、実際にプレイすると、そのシンプルさがプレーヤーの戦略的思考を刺激します。ゲームが進行するにつれて、最初はプレーヤーが操作する機関車だけでなく、時間経過とともに他の機関車が次々と現れます。これにより、単に自分の機関車の進路を確保するだけでなく、他の機関車との衝突を避けるための線路の操作が必要となります。特に、他の機関車が行き止まりから直進して引き返す動きは、プレーヤーにとって非常に厄介な要素となります。機関車を全駅に誘導するためのパズルブロックの使用や、一定時間が経過すると現れるお邪魔列車のアイデアは、ゲームの魅力を高める要素となっています。特に、お邪魔列車同士を正面衝突させることで、線路が車止めに変わる仕掛けは、プレーヤーの戦略的な判断を試すものとなっています。一方、お邪魔列車のバリエーションがもう少し欲しかったという意見もあります。技術的な制約から、バリエーションの追加が難しかったのかもしれませんが、それによりゲームの深みや変化が増すことは確かです。総合的な評価として、『ガッタンゴットン』は、シンプルなルールの中に奥深い戦略が求められるゲームとして、高い完成度を持っています。パズル要素や戦略的な判断が好きなプレーヤーにおすすめのゲームです。

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。