『超時迷宮レジオン』は、1987年5月に日本物産(ニチブツ)から発売されたアーケードゲームです。縦スクロールのシューティングゲームで、タイムボムという独自のシステムを採用しています。
『超時迷宮レジオン』とは
『超時迷宮レジオン』は、他のシューティングゲームとは一線を画すタイムボムシステムが特徴です。敵の動きを逆転させたり、自機の破壊を巻き戻すことができます。このゲームは、当時としては斬新なシステムと高い難易度で話題となりました。現在はハムスターが権利を持ち、レトロゲームとして再評価されています。
ゲーム内容
プレイヤーの目的は、暗黒帝国の陰謀を暴き、暗黒帝国を倒すことです。ゲームは縦スクロールで進行し、プレイヤーは自機を操作して敵を撃ち倒しながら進んでいきます。タイムボムを適切に使用することで、敵の攻撃を回避したり、自機を復活させたりすることができます。
ストーリー設定
暗黒帝国の魔の手が忍び寄る中、プレイヤーは時空エンジンを発動させ、レジオンを発進させます。新兵器のタイムボムを駆使して、時間を巻き戻しながら敵を打ち破るというストーリーです。主人公の使命は、ダークベーターの陰謀を暴き、暗黒帝国を倒すことにあります。
ゲームシステム
プレイヤーは自機を操作し、敵機を撃墜しながら進んでいきます。
操作方法
基本的な操作は、移動と攻撃です。移動は8方向に対応しており、画面上を自由に動き回ることができます。攻撃は、Aボタンを押すことで2連装ビームを発射します。ビームは連射が可能で、敵を効率よく撃破するための主要な武器となります。このゲームの最大の特徴であるタイムボムは、Bボタンで発動します。タイムボムは初期状態で3発所持しており、使用するごとに減少します。タイムボムを発動すると、自機周辺の時間が一時的に巻き戻り、敵や敵弾の動きが逆転します。これにより、プレイヤーは敵の攻撃を回避したり、自機の位置を有利な場所に戻したりすることができます。さらに、タイムボムは連続使用が可能で、Bボタンを複数回押すことで効果時間が延長されます。特に、自機がやられた瞬間にタイムボムを連続使用することで、自機の爆発を巻き戻し、再び生き返ることができます。
救助システム
ステージ中には、救助を待つ味方兵士が登場します。プレイヤーはこれらの兵士を発見し、接触することで救助できます。救助した兵士は、レスキュー機に乗せて無事に移動させることができれば、ボーナスポイントが得られます。この救助システムにより、得点稼ぎの要素が追加され、ゲームの戦略性がさらに深まります。
データ
このタイトルの基本情報です。
発売年 | 1987 |
プラットフォーム | アーケード |
ジャンル | シューティング |
プレー人数 | 1-2人 |
メーカー | 日本物産 |
開発会社 | 日本物産 |
プロデューサー | |
ディレクター | |
シナリオ | |
グラフィック | |
サウンド | 吉田健志 |
販売数 | |
受賞歴 |
関連タイトル
このゲームの関連タイトルです。
超時迷宮レジオン PS4版とSwitch版『超時迷宮レジオン』時を超えた戦いを再び体験しよう評価
『超時迷宮レジオン』のプレイヤー評価を総合すると、「普通」という結果になっています。
ポジティブな意見が約40%、ネガティブな意見が約60%を占めています。ポジティブな意見としては、タイムボムや合体攻撃、兵士救助による機銃追加といった独創的なゲームメカニクスが挙げられます。また、基本性能が高く、特に自機の移動速度や連射の効き具合が好評です。さらに、多くの有名ロボットアニメのパロディが含まれており、それを楽しむことができる点も評価されています。ネガティブな意見としては、復活システムの難易度が高く、タイムボムのタイミングがシビアであるため多くのプレイヤーがうまく使えないという点があります。また、自機が大きいため攻撃が当たりやすく、全体的な難易度が非常に高いこともネガティブな評価の要因となっています。
このゲームは、高難易度のシューティングゲームを好むプレイヤーや、精密な操作を得意とするプレイヤーに向いています。また、メカニカルデザインやパロディ要素を楽しむことができるプレイヤーにとっても魅力的です。全体として、独創的なアイデアや魅力的な要素が多く含まれている一方で、それをうまく活かせなかった部分が残念という評価になっています。熟練したシューティングゲームのプレイヤーに特におすすめですが、難易度の高さには覚悟が必要です。
分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。
©1987 Nihon Bussan Co.,Ltd.