名作横シューティング『グラディウス』

グラディウス

『グラディウス』は、アーケード向けのシューティングゲームです。1985年、コナミが発売しました。

『グラディウス』とは

敵要塞ゼロスを破壊し惑星グラディウスを救うため、超時空戦闘機ビックバイパーを操作して亜時空星団バクテリアンと戦います。移動スピードが上がる「SPEED UP」、レーザーを発射する「LASER」、ミサイルを発射できるようになる「MISSILE」など装備をパワーアップすることができます。

ゲーム内容

プレーヤーは自機を操作して、敵を撃破して最終ステージを目指します。各ステージの最後にはボスキャラが待ち受けています。最終ステージのボスは攻撃をしてきません。

操作方法

8方向レバー移動
ボタン1 パワーアップ
ボタン2 ショット
ボタン3ミサイル

ボタンの数や名称はゲームによって異なります。

武装

自機はパワーカプセル(橙色)をストック、消費することでさまざまな武装ができます。橙色の敵または敵編隊を撃滅するとパワーカプセル(橙色または青色)が出現。パワーカプセル(橙色)を取得する度に、画面下の武装ゲージにストック(最大6つ)できます。ストックが最大のときに新たにパワーカプセルを拾うと、ストック数は「1」に戻ります。ストックがあるときにパワーアップボタンを押すと、武装ゲージの点灯している武器を装備できます。なお、青色のパワーカプセルを拾うと、画面内にあるザコキャラクターと敵弾を消すことができます。下表は、武装の種類と特徴です。

ストック数武装名特徴
1スピードアップ自機の移動速度が段階的にアップ。減速は不可。
2ミサイル地上を這うように進むミサイル。
3ダブル正面と斜め上の2方向に同時にショットを撃てる。
4レーザーボタンを押している間、長いレーザー砲を撃てる。
5オプション自機の分身。最大4つまで装着可能。火力アップ。
6フォースフィールドバリア。正面からの敵弾を防ぐ。複数回の被弾で消失。

ゲーム画面

番号名称
自機
武装ゲージ
残機
1Pスコア
ハイスコア

ステージ

ステージ1 火山

一般的に火山ステージと呼ばれています。火山はステージ終盤に登場しますが、それまでの道中には上下に森や山があります。敵は空中と上下の大地に出現。それほど攻撃は激しくないので、油断をしなければ自機を失うことはありません。画面後方から出現するロボットは弾を撃ってくるので注意が必要です。おすすめの武器はレーザー。上下方向の当たり判定が大きいので、上下の敵を容易に巻き込んで撃滅することが可能です。また、ふたつの火山の攻略に役立ちます。

火山地帯の安全地帯はレーザー装備であれば上画像の場所です。体感的には約90%程度は安全。まれに勢いのない溶岩が落ちてミスになることがあります。ファミリーコンピュータ版では(ミサイルをとっていることが条件で)左上隅が安全地帯でしたが、アーケード版では試したことがありません。火山の噴火をやり過ごすとボス・ビッグコア戦に突入。ビームを避けながら青色のコアを狙って攻撃します。防御壁がコアを守っていますが、何回かレーザーを当てれば破壊できます。

ステージ2 ストーンヘンジ

いくつもの石の土台が水平に並び、その合間に破壊可能な物質がぎっしりと埋め尽くされています。敵の砲台や戦闘機の基地が存在。プレーヤーの行く手を阻みます。ステージ2突入時、自機のオプションが複数あると攻撃が激しくなります。攻撃を避けるとき、操作ミスで自機を土台にぶつけることもしばしば。敵の出現場所を覚えて、早々に撃破する必要があります。

ストーンヘンジを抜けると、ザコ敵との戦闘に突入します。敵は次々にワープで出現。弾は撃ってきませんが、自機に向かって体当たりしてきます。一定時間やり過ごすと、ボス・ビッグコア戦に突入。ステージ1と同じボスで、攻略法も同じです。

ステージ3 モアイ

画面の至るところにモアイ像」があります。モアイ像は口から輪状のビームを発射。プレーヤーの武装が充実していると、より激しくビームを放出します。

ステージ終盤、モアイ像のエリアを抜けると中ボス・ファランクス戦に突入。ファランクスは破壊不能な弾を放出しますので、それを避けながら本体を攻撃します。ステージのラスボスはビッグコアになります。

ステージ4 逆火山

ステージ1と似た火山ステージです。ステージ1と違うのは、ステージ中盤の火山が噴火すること。しかも、天井側の火山(逆火山という)が噴火します。逆火山付近は、飛行する敵も多いので、溶岩と敵機のふたつに注意しつつ、先を目指します。

ステージ終盤は、中ボス的な位置づけのアイアンメーデンと戦闘機のダブル攻撃を迎撃します。アイアンメーデンは耐久力がありますが、ショットボタンの連射やレーザーがあれば無傷で突破できます。安全地帯は、画面左下隅です。一定時間、敵を攻撃しつつ、耐えるとビックコア戦に突入します。

ステージ5 触手細胞

宇宙空間でのバトルになります。ステージ大半は、触手付きの細胞との戦いです。他のステージでは強力なレーザーも触手付き細胞には効果が今ひとつです。通常ショットが有効なので、余力があれば所有武器を通常ショットにします。触手の真ん中付近に黄土色の細胞がありますが、破壊すれば弾を撃たなくなります。画面内に複数の触手付き細胞が浮遊しているときには、先に触手を破壊すれば楽になります。細胞本体は、耐久力がありますが、ショットを撃つ続けると徐々に小さくなり、最後は消滅します。

ステージ終盤、BGMが変わると触手付き細胞のオンパレードです。倒し方は同じ。やり過ごすとラスボスのビッグコアが登場します。

ステージ6 生物

謎の細胞が蠢き、プレーヤーに向かって襲いかかってきます。武装がしっかりしていれば、大半は迎撃が可能。ステージ1に並ぶ、難易度の低さです。ステージ終盤、巨大な生物が登場します。弱点は、画面右端中央のコア。敵は大量の弾を放出しますが、レーザーを装備していれば簡単に撃滅できます。他のステージのようなビッグコアの出現はありません。

ステージ7 要塞

敵の要塞に突入します。機械惑星のようなデザイン。多くの砲台と戦闘機が行く手を阻みます。ステージ終盤、画面左側から巨大な枠が登場。枠の内側に潜り込み、枠内のレーザーをすべて破壊します。

最終ボスは動きません。ボスの脳みそにつながっている6本のパイプをすべて破壊すればエンディングに突入します。

攻略ポイント

  • 自機の武装強化で敵もパワーアップ
  • スピードアップは減速できない
  • フォースフィールドは両刃の剣
  • 安全地帯を活用

自機の武装強化で敵もパワーアップ

自機の武装を強化すると、敵の攻撃力もアップします。フル武装のときの難易度は著しく高くなるので、意図的にフル武装を避けるという選択肢もあります。なお、フォースフィールドを武装すると顕著に難易度が上がります。

スピードアップは減速できない

スピードアップを強化しずぎると、コントロールが難しくなります。一般的には、スピードアップは最大2段階が理想です。スピードアップしすぎた場合、スピードダウンすることはできません。

安全地帯を活用

特に、ステージ1の火山、ステージ4の最終地点は被弾率が低い箇所にとどまっての攻撃が必要です。実質、動き回りながらの回避は不可能です。

(C)1985 Konami Digital Entertainment Co.,Ltd.All Rights Reserved.

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1985
プラットフォームアーケード
ジャンルシューティング
プレー人数1人/2人
メーカーコナミ
開発会社
プロデューサー
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド
販売数
受賞歴

関連タイトル

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評価

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