1990年代半ば、日本のゲームセンターは多彩なレースゲームで賑わっていました。そんな中、1996年にビスコ株式会社からリリースされた『ネオドリフトアウト -NEW TECHNOLOGY-』は、その独特なゲーム性と爽快感でプレイヤーを魅了しました。
開発背景や技術的な挑戦
『ネオドリフトアウト』は、ビスコが開発した『ドリフトアウト』シリーズの第4作目として登場しました。従来のレースゲームとは一線を画すアイソメトリックビューを採用し、プレイヤーに新鮮な視覚体験を提供しました。さらに、ネオジオのハードウェア性能を最大限に活用し、滑らかなグラフィックとリアルな車両挙動を実現しました。
プレイ体験
プレイヤーは、トヨタ・セリカ、スバル・インプレッサ、三菱・ランサーの3種類のラリーカーから1つを選択し、各車種は速度、操作性、耐久性に特徴があります。ゲームはプラクティスステージを含む全7ステージで構成され、ヨーロッパ、アフリカ、雪原、南半球、スカンジナビア、グレートブリテンなど、多彩なコースが用意されています。各ステージでは、制限時間内にゴールを目指す必要があり、バレルや水たまり、滑りやすい氷などの障害物がプレイヤーの行く手を阻みます。コース上にはショートカットも存在し、戦略的な走行が求められます。
他ジャンル・文化への影響
本作は、アイソメトリックビューを採用したレースゲームとして、その後の同ジャンルの作品に影響を与えました。視覚的な新鮮さと戦略性の高さは、他のゲーム開発者にも刺激を与え、類似の視点を持つゲームの開発が進むきっかけとなりました。
リメイクでの進化
もし現代にリメイクされるとしたら、オンラインマルチプレイヤーモードの導入や、最新のグラフィック技術を駆使したリアルなビジュアル表現が期待されます。また、VR対応やモーションセンサーを活用した直感的な操作も可能になるかもしれません。
まとめ
『ネオドリフトアウト』は、その革新的な視点とゲーム性で、多くのプレイヤーに新たなレース体験を提供しました。ビスコの技術力と創造性が結集した本作は、今なおレースゲームの名作として語り継がれています。
© 1996 VISCO CORPORATION