前作の難易度調整版『ニューラリーX』

『ニューラリーX』

『ニューラリーX』は、アーケード向けのアクションゲームです。1981年、ナムコが発売しました。

『ニューラリーX』とは

マイカーを操作し、岩やレッドカー(敵の車)をかわしながら、コース上の10ヶ所に置かれたフラッグを集めます。全フラッグを集めると、次のラウンドに進むことができます。レッドカーは煙幕を使ってかわすことができますが、燃料を大きく消費します。コースは4種類あり、ゲームスタート時は3ラウンド、その後は4ラウンド毎に変わり、各コースの最終ラウンドにチャレンジングステージがあります。ニューラリーXは前作の難易度調整版という位置づけです。発表当時の「ラリーX」の難易度が高かったためしかったため、行き止まりを減らしたり、ラッキーフラグを加えてやさしくしたりしています。また、画面デザインとBGMなども改良されています。

ラリーXからニューラリーXへの変更点

攻略的な部分では、ラリーXのテクニックはすべて使用できます。その他の変更点は次の通りです。

  • ラッキーフラッグの追加
  • レーダー上のSPフラッグが点滅
  • コースが変化
  • レッドカーの台数減

ラッキーフラッグの追加

『ニューラリーX 』の最大の変更点です。燃料をボーナスとして点数に換算できます。ゲーム開始早々にゲットすれば高得点の獲得が可能です。

レーダー上のSPフラッグが点滅

スペシャルフラッグをゲットすれば以降のフラッグの点数が2倍になります。ラリーXでは、スペシャルフラッグは画面内に表示されないと位置がわかりませんでしたが、ニューラリーXでは、レーダー上に表示。ゲームスタート時にスペシャルフラッグのある場所を確認して、取りにいくことが高得点の定石です。

コースが微妙に変化

『ラリーX』のコースは袋小路や一本道が多く、レッドカーに追い詰められやすいデザインでしたが、『ニューラリーX』では意地悪なポイントが少なくなりました。

レッドカーの台数減

ラリーXと比較すると、レッドカーの台数が少なくなり、難易度が大幅に下がりました。1面は1台しか出現しないためチュートリアルのような感覚でプレーできます。

ゲーム内容

操作方法

方向レバーマイカーの移動
ボタン1煙幕の使用
ボタン2 
ボタン3 
ボタン4 
ボタン5 
ボタン6 

ゲームによってボタン名は異なります。

ルール

  • レッドカーや岩にぶつかるとミスになり、マイカーを1台失います。
  • マイカーを全部失うとゲームオーバーです。
  • 2万点と10万点でマイカーが1台追加となります。
  • ラッキーフラッグを取ると、残りの燃料がボーナス点になります。
  • スペシャルフラッグを取ると、以後のフラッグの得点がすべて倍になります。

キャラクター

キャラ特徴
マイカー自機。ボタンを押すことで煙幕をだせる。煙幕は敵を一時的に混乱させることができる。
レッドカー敵車。体当たりされる自機をロスト。マイカーがフラッグ5本ゲットでスピードアップ。
コースに点在。自機がぶつかるとミス。また、敵も当たればクラッシュする。
フラッグコース上に点在。ミスをせず連続で取ると点数がアップ。100から最高1,000点。
スペシャルフラッグ獲得すると以降のフラッグ獲得時の得点が2倍。
ラッキーフラッグニューラリーXのみ出現。取ったときの燃料の残量が得点に加算。

攻略ポイント

  • レーダーで敵車とフラッグの位置確認
  • レッドカーは常に注意
  • 開始時、フラッグ取得のルートをイメージ
  • Lフラッグは早めに取る
  • 煙幕1回で複数の敵を巻き込む
  • 煙幕1回で半目盛分の燃料を消費
  • 燃料ゼロで自機のスピードダウン
  • レッドカーを岩に誘導
  • フラッグは無理にとりにいかない

コース

構成はラリーXと同じです。4つのコースがあります。最初のみ3ラウンドで、以降は4ラウンド毎にコースが変わります。コース1から4まで順に難易度が高くなりますが、コース4の次は1に戻り、以降のラウンドは繰り返しになります。

コースラウンド
コース1[1,2,3][16,17,18,19][32,33,34,35]…
コース2[4,5,6,7][20,21,22,23][36,37,38,39]…
コース3[8,9,10,11][24,25,26,27][40,41,42,43]…
コース4[12,13,14,15][28,29,30,31][44,45,46,47]…
コース1

初級コース。「ラリーX 」との大きな変更点は右上の袋小路に抜け道ができたことです。1周目の計3ラウンドはレッドカーも少ないので簡単にクリアできます。ただし、左上にあるらせん状の通路への侵入は注意が必要。油断すると行き止まりやー方通行でレッドカーに追い詰められることもあります。

コース2

中級コースです。「ラリーX 」との大きな変更点は左上のエリアに進入口がひとつ増えました。また、前作から一方通行も少なくなり、コース自体の難易度は下がっています。敵に挟まれても逃げやすいです。

コース3

上級コース。ポイントは、中央の袋小路と左上の広場です。敵は広いエリアに集まる傾向があるので、フラッグをとりにいくときは注意が必要です。

コース4

エキスパートコースです。ラリーXと同様に、一方通行が多く、コースが複雑で挟み撃ちに合いやすく最高難度。基本的なテクニックと瞬時の判断力が必要です。

チャレンジングステージ

各コースの最終ラウンドはチャレンジングステージです。岩とレッドカーが通常より多く登場しますが、レッドカーがスタート位置から動きません(19面以降は動きます)。しかし、多くの岩が点在するため操作ミスでぶつかりやすいので注意が必要です。マイカーがレッドカーや岩に衝突すると自機を失い、チャレンジステージは終了となります。

ラウンドレッドカー
357
777
11107
15107
19127
23127

(C)1980 1995 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1980
プラットフォームアーケード
ジャンルレース
プレー人数1人
メーカーナムコ
開発会社
プロデューサー
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド
販売数
受賞歴

関連タイトル

リストは本サイトの更新順です。関連タイトルは10タイトルまで表示。リスト外のものは検索ボタンから探してください。

評価

当サイトは、AIによる「テキストマイニング」や「感情認識」などでユーザー評価を分析しています。そして、分析したデータをもとに統計解析した結果を掲載しています。

ワードクラウドからの分析

ワードクラウドとは、スコアが高い単語を複数選び出してその値に応じた大きさで図示したものです。単語の品詞によって文字を色分けしています。インターネット上の国内外のプレーヤーの評価を数多く収集して分析しているため、従来のゲーム専門メディアにはない情報を提供しています。

共起キーワード

共起とは、プレーヤーの評価などの一文の中に単語のセットが同時に出現している状態のことです。出現数が多い語ほど大きく、また共起の程度が強いほど太い線で描画されます。共起の様子を確認することで、プレーヤーがさまざまなゲームの要素に対して抱いた感情や遊び方などを把握することができます。

感情分析

プレーヤーのゲームに対する印象や感情が一目でわかるグラフィックデータです。

※ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析( https://textmining.userlocal.jp/ )

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。

購入

Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなどのオンラインショップで購入できるゲームや関連グッズです。

ダウンロード購入

各オンラインショップの情報は、記事作成時点でのものです。アクセスした時期によっては、販売終了やオンラインショップの閉店などで購入できない場合があります。

公式サイト