アーケードゲーム基板『システム32』

システム32は、1990年にセガがリリースしたアーケー基板です。これはセガシステム16、セガシステム24、およびセガYボードの後継として登場し、その名前の通り、16MHzで動作する32ビットRISCプロセッサを搭載しています。

特徴

システム32は、セガシステムおよびスーパースケーラーシリーズのアーケード基板の最後のものであり、1992年にセガモデル1とともに「セガモデル」シリーズが開始されました。モデル1ハードウェアは3Dポリゴンゲームを特に念頭に置いて設計されていましたが、システム32は主にスプライトベースのゲーム、2Dゲーム、および3Dスプライトスケーリングゲームを対象としていました。

スペック

  • メインCPU: NEC V60 (μPD70616) @ 16.10795 MHz
  • サウンドCPU: Zilog Z80 @ 8.053975 MHz
  • サウンドチップ: 2× Yamaha YM3438、Ricoh RF5c68
  • GPU: セガ317-5964チップセット @ 50 MHz
  • メモリ: 最大26.57825 MB
  • ビデオ解像度: 320×224 (ディスプレイ), 416×262 (オーバースキャン)

対応ゲーム

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