AC版『ウォーオブエアロ Project MEIOU』

『ウォーオブエアロ -Project MEIOU-』は1993年にアルュメ開発、ヤンチェン電子が販売した縦スクロールシューティングゲームです。

『ウォーオブエアロ』とは

このゲームは全8面の2周構成を持ち、2人同時プレイが可能であることが特徴です。難易度は高めに設定されており、合体システムなど独自のオリジナル要素が盛り込まれています。プレイヤーは、赤い機体を操る1Pまたは青い機体を操る2Pのいずれかを選択し、8方向レバーと2ボタン(ショット、ポッドの向き変更)を使用して操作します。特に注目すべきは、2ボタンを同時押しすることで自機が変形し、移動速度を変更できる機能や、移動速度が遅い形態で1Pと2Pが上下に重なると合体し、装備中のポッドによる攻撃が強化される合体システムです。

ゲーム内容

赤い機体を操る1Pと青い機体を操る2Pがそれぞれ8方向レバーと2ボタンで戦闘機を操作します。2ボタンを同時に押すことで自機が変形し、移動速度の調整が可能です。

ゲームシステム

プレイヤーは、1Pが赤い機体、2Pが青い機体を操作します。操作は8方向レバーと2ボタン(ショット、ポッドの向き変更)で行い、2ボタンを同時押しすることで自機が変形し、移動速度を変更できます。ゲームスタート時やミス後の再開時、ステージクリア後の次ステージ開始時は、移動速度が速い形態がデフォルトです。速度が遅い形態で1Pと2Pが上下に重なると、合体し、合体時は前側の自機の装備が優先され、ポッドによる攻撃が強化されます。合体時に敵の攻撃を受けても合体が解除されるのみで、自機が破壊されることはありません。

ポッド

ポッドは、アイテムを取得することで自機の両脇に装備される補助兵装です。ポッドは自機のショットに連動して射撃を行い、最高3段階までパワーアップします。ポッドの砲門はデフォルトで正面を向いていますが、専用ボタンで後方に向けることができ、再びボタンを押すことで正面に戻します。

アイテム

ゲームに登場するアイテムは、ポッド以外にもショットを変更するアイテムがあります。ショットの変更アイテムは排他選択で、複数を同時に装備することはできません。これらのアイテムは、空間を浮遊するアイテムキャリアを破壊することで出現します。アイテムの種類と出現位置は固定されており、プレイヤーはこれらを利用して進行を有利に進めることができます。

アイテム概要
ポッドポッドを装備、または装備されているポッドを強化します。
3(黄)3WAYショットを装備します。弾速に優れ、画面内2発まで発射可能です。
5(緑)5WAYショットを装備します。3WAYより弾速は劣りますが、同様に2発まで発射できます。
D(赤)ドリルレーザーを装備します。高威力のレーザーを正面方向に2対同時発射します。
X(青)Xレーザーを装備します。4方向にレーザーを発射し、地形に当たると反射します。
H(赤)ホーミングミサイルを装備します。V字状にミサイルを発射し、敵機を追尾します。
B(橙)バックボムを装備します。前方左右に発射し、後方へ落ちるように進路を変えます。
B(灰)スプレッドボムを装備します。前方・前方左右に対して、4発のボムを同時発射します。
S(青)サイドを装備します。自機の左右方向に対しショットを発射します。
S(緑)サーチレーザーを装備します。正面方向にレーザーを発射し、敵機とY軸が合うと横方向へ屈折します。
V(青)ノーマルショット(バルカン)を装備します。自機正面方向へ突き進み、3発まで発射可能です。

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1994
プラットフォームアーケード
ジャンルシューティング
プレー人数1-2人
メーカーヤンチェン電子
開発会社アルュメ
プロデューサー
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド
販売数
受賞歴

関連タイトル

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評価

『ウォーオブエアロ Project MEIOU』に関するプレイヤー評価を調査した結果、このゲームはアーケードシューティングゲームとして一定の評価を受けていることがわかりました。総合的な評価としては、ポジティブな評価とネガティブな評価の比率を具体的なパーセンテージで示すことは難しいですが、プレイヤーからのフィードバックには明確な傾向があります。

ポジティブな評価としては、『イメージファイト』へのリスペクトを感じさせつつも、自機同士の合体というオリジナル要素を取り入れている点が挙げられます。また、隠し通路の存在や、比較的丁寧な作り込み、良質なBGMなどが評価されています。特にオープニングや各ステージのBGMは高い評価を受けており、アルュメ製のゲームとしては珍しく常識的な難易度であることもポジティブなポイントです。一方で、ネガティブな評価としては、特殊武器の性能に大きなばらつきがあることが指摘されています。特に「サーチレーザー」が強力すぎる一方で、「スプレッドボム」「バックボム」「サイド」などは使いづらく、場合によってはボス戦で大きな障害となることがあります。また、敵の耐久力が高く、連射装置が必須となる点、特に4面での敵配置と地形の狭さがプレイヤーにとって大きなストレスとなっているようです。

おすすめのプレイヤー像としては、アーケードシューティングゲームが好きで、特にレトロゲームに興味があるひとに向いています。また、ゲームの歴史や、他のゲームへのオマージュを楽しめる方や、難易度の高いゲームに挑戦することを厭わないひとにもおすすめです。

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。