AC版『イメージファイト』の難易度と魅力を深掘り!

イメージファイト

『イメージファイト』は、1988年にアイレムからリリースされた高難易度の縦スクロールシューティングゲームです。プレイヤーは仮想現実空間での訓練をクリアし、宇宙空間での実戦に挑むという独自の設定が特徴的です。

『イメージファイト』とは

『イメージファイト』は、アイレムが1988年にリリースした縦スクロールシューティングゲームです。このゲームは、仮想現実空間での厳しい訓練を経て宇宙空間でエイリアンと戦うというコンセプトで、当時としては斬新なストーリー設定が特徴です。プレイヤーは「OF-1 ダイダロス」という宇宙戦闘機を操り、訓練過程を名乗る前半5ステージと、実戦ステージとなる後半3ステージを勝ち進んでいきます。ゲームの特色として、変速ボタンによるスピード調整や、16方向に射撃可能なポッドシステムなど、戦略的な要素が多く取り入れられています。開発チームには、アイレムの他の名作『R-TYPE』のスタッフが参加し、音楽は石田雅彦が手掛けています。独特な世界観とゲームシステムで、当時から多くのファンに支持されている作品です。

ゲーム内容

『イメージファイト』では、プレイヤーは特殊な宇宙戦闘機「OF-1 ダイダロス」を操り、仮想現実空間での訓練と宇宙空間での実戦を経験します。ゲームは全8ステージ構成で、最初の5ステージは訓練ステージとして、プレイヤーの技術を試します。各ステージ終了時には敵機撃墜率が評価され、一定の基準を下回ると補習ステージをクリアしなければなりません。後半の3ステージは、ムーンベースに寄生したエイリアンとの戦いに焦点を当てた実戦ステージです。操作は8方向レバーとショット、変速の2ボタンで行い、スピード調整や様々な武器の選択が重要な戦略となります。ポッドシステムや特殊パーツを駆使して、敵の強力な攻撃をかわしながら進むことが求められます。

ストーリー設定

『イメージファイト』の世界観は、未来の地球を舞台にしています。20XX年、東西陣営の果てしない軍事競争の中、西側のムーンベースが突如爆発し、月が崩壊する大災害が発生します。この事件を皮切りに、軌道上の工業プラントが破壊されるなど、人類に対する未知の脅威が現れ始めます。

偵察衛星が捉えた映像から、ムーンベースのマザーコンピューターが何らかの植物に寄生された様子が確認され、一部の学者はこれらの一連の事件がエイリアンによる侵略活動であるとの説を唱えます。これに対処するため、西側陣営は最新鋭の軌道戦闘機「OF-1 ダイダロス」を開発。プレイヤーは、この軌道戦闘機を操るパイロットとなり、仮想現実空間での厳しい訓練を経て、実際の戦闘に投入されます。

ゲームの序盤は、この訓練過程を描いており、プレイヤーは様々なミッションをクリアしながら、自身の腕前を磨いていきます。訓練を終えたプレイヤーは、ムーンベースに潜むエイリアンの脅威に立ち向かうために、宇宙へと飛び立ちます。この後半部分では、宇宙空間での激しい戦いがプレイヤーを待ち受けており、ムーンベース内部に侵入し、エイリアンのボスと対峙します。

『イメージファイト』のストーリーは、単なるシューティングゲーム以上の深みを持ち、仮想現実と実際の宇宙空間という2つの異なるステージを舞台に展開します。この二重構造は、プレイヤーにとって単調になりがちなゲーム内容に変化をもたらし、また、訓練と実戦という流れが、ゲーム内でのキャラクター成長を感じさせる仕掛けとなっています。最終的にエイリアンのボスを倒すことで、人類に平和がもたらされるという、希望に満ちた結末を迎えます。

「OF-1 ダイダロス」は、西側陣営がエイリアンの脅威に立ち向かうために開発した最新鋭の軌道戦闘機であり、地球の未来を守る鍵となります。OF-1 ダイダロスは、その高度な技術により大気圏離脱・再突入能力を備えており、宇宙空間での運用が可能です。型式番号の「OF」は「Orbit Fighter」、つまり軌道戦闘機を意味しています。

この戦闘機の特徴は、操縦性の高さと、多様な武装システムにあります。特に注目すべきは、「ポッド」と呼ばれる無人補助攻撃システムです。これは自機の周囲に配置され、追加の火力支援を提供します。プレイヤーはこれを活用することで、様々な方向からの敵を効率的に撃退することができます。また、「パーツ」と称されるエネルギーコンバーターを装着することで、通常のショット以外にも特殊攻撃を行うことが可能となり、戦況に応じて最適な武器を選択することが求められます。

OF-1 ダイダロスは、4段階にスピード調整が可能であり、この機能を駆使することで敵の攻撃を巧みにかわしつつ、効果的に反撃を加えることができます。変速時には機体の形態が変化し、その際に発生するバックファイアーにも攻撃力があるため、敵を倒しながらの移動が可能です。また、OF-1 ダイダロスには複数のバリエーションが存在し、特定のミッションや環境に応じた特化型も用意されています。これらは主にストーリー展開上で登場し、プレイヤーの戦略をより豊かにする要素となっています。

ゲームシステム

『イメージファイト』のゲームシステムを解説します。

操作方法

操作は8方向レバーと2つのボタンを使用します。ひとつはショットボタンで、通常の攻撃を行います。もうひとつは変速ボタンで、これにより自機のスピードを4段階で調節できます。スピードの変更は戦略的な要素であり、敵の攻撃を避けたり、効果的な攻撃を行うために重要です。また、自機は特殊なポッドシステムを装備しており、これを利用した攻撃も可能です。

変速

自機のスピードは、変速ボタンにより4段階に調節でき、ゲーム中において戦略的な要素をもたらします。スピードの変更は、機体が4つの形態に変形することにより行われ、外見の変化はあっても、当たり判定等に変化はありません。変速時には、自機尾部から発生するバックファイアにも攻撃力があり、これを利用した攻略も可能です。

ポッド

POWボックスから入手できるポッドは、攻撃補助ユニットとして機能し、自機左右及び尾部に最大3個まで装備可能です。ポッドは自機と同威力のショットを発射し、色によって性質が異なります。

青色のポッドは、方向を前方に固定して攻撃を行います。一方、赤色のポッドは、レバー操作の反対方向に回転し、16方向に射撃が可能です。この特性を活かすことで、プレイヤーはさまざまな角度からの攻撃を仕掛けることができ、戦術の幅が大きく広がります。特に赤色ポッドは、敵の配置や動きに応じて効果的に使い分けることが攻略のカギとなります。また、ポッドを装備している状態で攻撃・変速ボタンを同時に押すことで、「ポッドシュート」を発動できます。この技能は、装備しているポッドを一定距離前方に射出し、敵にダメージを与えた後、元の位置へと戻ってくるというものです。ポッドシュートは、敵の間を抜けて直接ダメージを与えることができるため、特に敵が密集している場合や、安全な位置からダメージを与えたい場合に有効です。

ポッドの活用方法としては、赤色ポッドを利用して多方向に散らばる敵を効率的に攻撃する、青色ポッドで前方集中攻撃を行いつつ、赤色ポッドでサイドや背後の敵をカバーする、ポッドシュートを駆使して敵群の中心にダメージを与えるなど、様々な使い方が考えられます。また、ポッドは自機の周囲に装備されるため、敵の弾から自機を守る盾としての役割も果たします。

パーツ

POWボックス内に入っている特殊ショットアイテム「パーツ」は、9種類存在し、取得することで自機が特殊攻撃を行えるようになります。パーツは敵弾や敵機に接触すると破壊されるため、防御手段としても機能しますが、一度に装備できるのはひとつだけであり、状況に応じた選択が攻略の鍵となります。

パーツ効果
バリア攻撃ボタンを押し続けることで前方にリング状のバリアを形成し、敵弾を防ぎながら触れた敵にダメージを与えます。
反射ボール前方斜め45度の2方向に、地形にぶつかると跳ね返るボールを発射し、地形が入り組んだステージで威力を発揮します。
サーチレーザー耐久力の低い敵を貫通し、敵と横軸が合うと直角に曲がって着弾するレーザーを2本、前方に発射します。高い攻撃力と速い弾速が特徴です。
バルカン7前方に弾丸を7発、扇状に発射します。一発あたりの攻撃力は高いですが、連射性はやや低めです。
ドリルレーザー耐久力の低い敵を貫通するレーザーを正面に2本発射し、特に正面の敵に対して強力なダメージを与えます。
リングレーザー前方ランダム方向に耐久力の低い敵を貫通するリング状のレーザーを発射します。攻撃範囲が広く、出現個数も多いです。
Vバルカン前方斜め30度の2方向に弾丸を発射します。派手さはありませんが、連射性が高く比較的使いやすいです。
サーチミサイル敵を自動追尾するミサイルを発射します。速度は遅めですが連射が利き、後方の敵も追尾します。
サイド左右2方向に弾丸を発射します。連射性が低いですが、広範囲の敵を攻撃できます。

攻略

『イメージファイト』のステージ構成は、仮想現実空間での訓練を名乗る前半5ステージと、その後の宇宙空間での実戦を描く後半3ステージからなります。訓練ステージでは、プレイヤーは敵機撃墜率を高めて次のステージへと進むことが求められ、ステージ5終了時に撃墜率の平均が90%未満だと補習ステージをクリアしなければなりません。後半の実戦ステージでは、仮想から現実へと戦場が変わり、より高い難易度と複雑な敵配置が特徴です。全ステージを通じて、プレイヤーは様々な戦略を駆使して挑戦を乗り越えていく必要があります。また、2周目に入ると、敵の攻撃パターンやスピードが変化し、より一層の難易度の高さを楽しむことができます。

ステージ1は『イメージファイト』の序盤に位置し、初心者にとっても難易度が高い設定です。このステージでは、耐久力の高い敵が数多く出現し、特に追撃ミサイルを撃つ「ビジランテ」という敵や、上方から接近する浮遊戦艦「バース」がプレイヤーの腕前を試します。また、雲を抜けるとレーザーを撃つ「パンダ」が登場し、連続して出現するため、パターンを覚えて素早く対処する必要があります。攻略の鍵となるポイントは、特にビジランテが出現した際には迅速に対応し、パウボックスを破壊して赤いポッドを確保することです。赤ポッドはレバー操作の反対方向にショットを発射するため、敵の攻撃をかわしながら効率的に反撃できます。

ステージのボスは「LINDA」です。LINDAを効率的に倒す方法としては、ボスが登場する直前に画面左上角に位置し、出現と同時に右方向へ連射することです。この時、赤ポッドを2つ以上装備していると、その火力でLINDAを瞬時に撃破することが可能です。また、正面からでもポッドシュートを連打することで、LINDAにダメージを与えることができますが、ポッドシュートのタイミングには注意が必要です。この攻略法を用いることで、LINDAとの戦いを有利に進めることができます。

ステージ1を攻略する上で覚えておくべきポイントは、敵の出現パターンを理解し、特に強力な敵やボスに対しては、赤ポッドやポッドシュートを効果的に使用することです。また、敵の弾には常に注意を払い、避けながら攻撃することが重要です。このステージをクリアすることで、『イメージファイト』の基本を掴むことができ、後のステージへの自信につながります。

ステージ2は、『イメージファイト』の中でも特に緻密な攻略が要求されるステージです。このステージの特徴は、多数の敵機との戦いの中で、巨大戦艦やレーザー砲などの強力な敵がプレイヤーを待ち受けている点にあります。戦艦はリングレーザーや赤ポッドのショット、ポッドシュートを駆使して切り抜ける必要がありますが、特にレーザー砲には注意が必要です。横から突如として撃ち抜かれるため、前方へ進む際には十分な警戒が求められます。このステージでは、リングレーザーを有効活用することが一つの鍵となります。リングレーザーを持っていない場合は、ステージ開始直後にまずこれを入手し、巨大戦艦やレーザー砲頭の攻撃を回避しながら進むことが攻略のポイントです。

ボス戦においては、このステージのボスである「JURRY」への対処方法が重要になります。JURRYを攻略するためのポイントは、画面左下でポッドを左下へ向けて待機し、JURRYが出現する瞬間に撃ち込むことです。この方法を取ることで、JURRYに対して効率的に大ダメージを与えることが可能となります。また、ポッドシュートのタイミングを計り、JURRYが攻撃を仕掛けてくる前に反撃することも攻略のカギとなります。一般的に、JURRYは攻撃パターンが読みやすいため、その動きをよく観察し、適切なタイミングで攻撃を加えることが重要です。

全体的に、ステージ2では敵の攻撃パターンを把握し、リングレーザーやポッドシュートを活用することが攻略の要となります。また、敵の強力な攻撃に対しては、位置取りと移動スピードの調節を駆使して回避することが求められます。JURRYに関しては、攻撃パターンを見極め、安全な位置から確実にダメージを与えられる戦法を取ることが攻略の近道です。

ステージ3は、『イメージファイト』における中盤の重要な局面であり、プレイヤーの技術が試されるステージです。このステージは主に装備の選択と敵の特性を理解し、適切に対処する能力が求められます。序盤にはミサイル砲台が登場し、プレイヤーを試しますが、ここではリングレーザーと赤ポッドの組み合わせが効果的です。また、レーザーを延ばしてくるバメラが出現するため、これを迅速に処理することがスムーズな進行につながります。

バメラは一度レーザーを放つと方向転換ができないため、レーザーの射線から逸らして反撃することがポイントです。バメラを倒した後は、ミサイル砲台地帯を抜け、さらに後方から追いかけてくるバメラに注意が必要です。この段階では、サーチレーザーを取得しておくことで、追撃するバメラへの対応が容易になります。

ボスのMICHAELは、このステージの最後に待ち構えている強敵です。MICHAELは背後が安全地帯となっており、画面上で1速の状態で待機し、本体が出現した瞬間に背後に回り込むことで有効打を与えることができます。ただし、レーザー砲頭が降りてくる直前にギリギリ中央まで寄ると、ヘッドパーツが壊れずに済みますが、タイミングが難しいです。この戦法を用いる際は、敵の動きをよく観察し、慎重に動くことが重要です。

ステージ3を攻略するには、赤ポッドとリングレーザーの有効活用、バメラへの迅速な対応、そしてボスMICHAELに対する正確な位置取りとタイミングが鍵となります。装備の選択と敵のパターンを把握することで、ステージ3を乗り越えることが可能です。

ステージ4は、『イメージファイト』における重要な転換点となるステージです。このステージは比較的狭い空間が特徴で、プレイヤーは様々な敵の攻撃を避けながら進んでいく必要があります。特に、ミサイルランチャーや機雷のような障害物が多く、プレイヤーの機動性と反射神経が試されます。スピードの調節が重要で、通常よりもやや遅めの1~2速で進むことをお勧めします。この速度であれば、狭い空間での敵の攻撃を回避しやすく、ポッドシュートを駆使して敵を一掃することが可能です。

攻略のポイントとしては、赤ポッドを有効活用することが挙げられます。赤ポッドは、プレイヤーの操作とは逆方向にショットを発射し、敵を攻撃することができるため、狭い空間でも敵を効率的に倒すことができます。また、ポッドシュートを使って、ミサイルランチャーを一掃する戦略も有効です。さらに、途中でリングレーザーにパワーアップアイテムを変更することで、網地帯の突破が容易になります。

ステージ4のボスは「BOY」と名付けられた巨大な機械です。このボスは耐久力が高く、ミサイルを連続して放ってくることが特徴です。ボスの正面にはバーニアの炎があり、中心部以外は攻撃を受け付けません。攻略法としては、画面左上に位置取り、ボスの側面から攻撃を加えることが効果的です。側面は無防備なため、ポッドやショットを密着して連射することで、速やかにボスを倒すことができます。また、ボスの動きに合わせてプレイヤーも移動することで、ミサイルを避けつつ攻撃を続けることが重要です。

ステージ5は、『イメージファイト』における訓練の最終段階で、ここをクリアすると実戦ステージへと進むことができます。このステージの特徴は、幼虫のような弾を発射する巨大生物「スキュラ」と、画面外から登場する小型の敵「ヘロヘロ」による攻撃です。特にスキュラは正面からのショットを受け付けないため、赤ポッドを斜めまたは横向きにして攻撃する、またはポッドを甲羅にめり込ませてダメージを与える戦法が有効です。さらに、画面右上から左向きに撃つことで中央から出現するスキュラを速攻で破壊し、続いて左端から出るスキュラも迅速に倒すことが攻略のポイントです。

ステージのボスは「TARO」と名付けられた巨大な敵で、このボス戦では破壊不可能な球体が登場し、攻撃を仕掛けてきます。攻略法としては、スピードを1速に設定し、左上で待機します。球体が登場してもポッドが防いでくれるため、安心して位置を保つことができます。しばらくするとボスの開閉部が開き、攻撃のチャンスが訪れます。ここで内側に入り込むと、ボスの弱点部分に容易にダメージを与えることが可能です。このタイミングで集中攻撃を仕掛けることがクリアへの鍵となります。

全体を通して、ステージ5は正確なショットとポッドの活用が重要なステージです。特にボス戦では、ポッドを効果的に使用し、攻撃パターンを見極めることが成功の秘訣です。安全地帯を見つけて待機し、適切なタイミングで攻撃を加えることができれば、ステージクリアは決して遠い目標ではありません。

ステージ6は『イメージファイト』における実戦ステージの最初であり、ここからゲームの難易度が一段と上がります。このステージでは、敵の耐久力が以前のステージよりも格段に高くなっており、特に巨大戦艦などの大型機の破壊には時間と根気が必要です。ステージ全体を通じて、敵機の攻撃が激しくなるため、プレイヤーは常に高い集中力を保ち、迅速かつ正確な操作が求められます。

攻略のポイントは、まずステージ序盤で出現する巨大戦艦をいかにして効率良く破壊できるかにあります。この戦艦はバックファイヤーでの攻撃が効果的で、連続して撃つことで素早く撃破できます。さらに、ステージを進める上でポッドの活用が鍵となり、特に赤ポッドの方向性を制御しながらの攻撃が有効です。また、7ウェイのパーツを活用することで、広範囲の敵を一掃することができるため、積極的に取得しましょう。

ステージ6のボスは「NANSY」と名付けられた機械生命体です。このボスは弱点を攻撃することで破壊できますが、そのためには砲台を先に破壊する戦略が有効です。砲台を破壊するには、砲台の動きに合わせて三角の動きを利用しながら攻撃を続ける必要があります。左側で砲台とレーザーを引きつけながら下に移動し、追い詰められたら右に逃げるという動きを繰り返すことで、安全に砲台を破壊できます。このボス戦では、敵の攻撃パターンをよく観察し、タイミングよく回避しながら攻撃することが勝利のカギとなります。

このステージは隕石と多数の敵機が飛び交い、プレイヤーの操作技術と戦略的な判断を試される場面が多く見られます。特に、敵の配置と隕石の動きが同時に複雑に絡み合うため、常に周囲の状況を見極めながら進む必要があります。

ステージ7攻略のポイントは、隕石と敵の攻撃パターンを覚え、特に隕石に注意しながら安全なルートを見つけ出すことです。序盤では、隕石に気を付けつつ、下から来る敵機を迅速に撃破し、ポッドを効果的に使って戦うことが重要になります。中盤以降は、隕石と敵の攻撃が激しくなるため、敵の出現位置を予測し、前もって位置を取ることが生き残るカギとなります。また、ステージの後半には、パターンを読んで敵機を迎撃することがより重要になってきます。サーチミサイルやリングレーザーなど、ステージに合った特殊武器を選択し、使用することも攻略のポイントです。

ステージ7のボスは「SHINJI」と名付けられています。SHINJIは、分離して攻撃してくる特徴を持つ難敵で、誘導幼虫弾とレーザー攻撃が主な攻撃手段です。SHINJI攻略の鍵は、まず片側の連結部分を破壊し、反対側も同様に破壊することです。しかし、誘導幼虫弾が出てきた場合は、無理に破壊しに行かず、まずは誘導幼虫弾の処理を優先しながら徐々にダメージを与えていくことが大切です。分離後の攻撃パターンには特に注意が必要で、レーザー攻撃を避けつつ、横や斜め上から弱点にダメージを与えることを心がけましょう。SHINJI戦では、サーチミサイルが非常に有効で、正確な射撃と敵の動きを予測することで、比較的安全にダメージを与えることが可能です。

ステージ8は『イメージファイト』の最終ステージで、敵国のムーンベースを舞台にしています。このステージは難易度が非常に高く、破壊された月の破片が飛び交う中での激しい戦いが展開されます。ステージの特徴は、数多くの敵と障害物がプレイヤーを試す点にあります。特に、サーチミサイルを持ってこのステージに挑むことで、大幅に攻略が楽になるため、前ステージでの装備選択が重要です。

攻略のポイントとして、初めにレーザーを撃つ装置は素早く破壊して進むこと、シャッターの部分ではポッドを駆使して迅速に敵を撃破することが求められます。特に、浮遊砲台「シック」とレーザー砲台の配置が厄介で、サーチミサイルやサーチレーザーを上手く利用して、敵の攻撃パターンを見極めながら突破する必要があります。また、砲台とレーザー砲台をショットとポッドで破壊しながら、下から来るシックにも注意を払いながら進むことが攻略の鍵となります。

最終ボスは「MARIKO」と名付けられたムーンベースのマザーコンピューターです。MARIKOは、サーチレーザー装備の場合、画面上方でボスに近づきながら攻撃することで、弾を避けつつ迅速に倒すことができます。攻撃パターンを把握し、弱点を狙うタイミングを見極めることが非常に重要です。MARIKOを撃破し、ゲームクリアを目指しましょう。

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1988
プラットフォームアーケード
ジャンルシューティング
プレー人数1 – 2人(交互プレイ)
メーカーアイレム
開発会社アイレム
プロデューサー
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド石田雅彦
販売数
受賞歴

関連タイトル

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評価

『イメージファイト』に関するプレイヤー評価を紐解くと、このゲームが高度に完成されている一方で、その特異な難易度が特徴的であることが浮き彫りになります。ゲームは美しいグラフィックとBGM、独自性のある操作方法やパワーアップシステムを持ち合わせており、独特の世界観を提供します。また、「覚えゲー」としての要素が強く、プレイヤーが自ら上達していく過程を楽しめる点が高く評価されています。これらの要素はゲームのポジティブな側面として大きく寄与しています。しかし、このゲームはその非常に高い難易度で知られており、2周目の挑戦は特に厳しいものがあります。また、一部のボスがあまりにも簡単に倒せてしまう点や、連射機能の不在が肉体的な疲労を引き起こすなど、ネガティブな評価を受ける要因もあります。

このような特徴を踏まえると、『イメージファイト』は忍耐力と挑戦心を持つプレイヤーや、戦略的な思考を楽しむ人にとって理想的なゲームです。また、レトロゲーム愛好家や挑戦的なゲームプレイを求める上級者にも魅力的です。このゲームはプレイヤーに深い掘り下げと攻略の喜びを提供し、熱心なゲーマーにとって特に魅力的な挑戦をもたらします。高い難易度と計算されたゲームデザインが、ゲームの独自性とプレイヤーの達成感を高めています。

分析の元データは、インターネット上の書き込み情報などを可能な限り収集。相当量の情報を元に解析を実施しています。

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