『戦神』1998年発売、伝説のアーケードシューティング

『戦神』はアーケード向けのシューティングゲームで、ビスコが1998年に発売した作品です。「ステッガーI」の続編として位置づけられるこのゲームは、その独特なゲーム内容とデザインで注目を集めました。

『戦神』とは

『戦神』は、伝統的なシューティングゲームの枠を超えた独自性と、直感的な操作性が魅力のゲームです。プレイヤーは1レバー2ボタンのシンプルな操作で、自機を操りながら敵の攻撃をかわし、反撃を行います。ショットとボンバーの2つのボタンを駆使して、画面を埋め尽くす敵弾を回避しつつ、ステージの最奥に潜むボスを倒すことが目的です。

ゲーム内容

『戦神』のプレイヤーは、4種類の自機からひとつを選択し、全8面を通じて様々な敵と戦います。ゲームはループしない設計で、各ステージ終了後にはショップでのアイテム購入が可能です。自機はそれぞれ異なる性能を持ち、プレイヤーの戦略によってゲームの進行が変わります。アイテムにはパワーアップやボム追加、フルパワーアップ、1UPなどがあり、これらを利用してゲームを有利に進めることができます。

ゲームシステム

基本操作は1レバーと2つのボタンで行います。プレイヤーは、このシンプルな操作で自機を操り、敵機を撃破していきます。ショットボタンとボンバーボタンがあり、ショットボタンは軽く叩くことで連射が可能です。また、押しっぱなしにするとチャージゲージが溜まり、最大まで溜めると強力なチャージショットを放つことができます。ボンバーボタンは、緊急回避用のボムを発射するために使用します。ボムは回数制限があり、使用すると一定時間無敵状態になり、敵の弾を消去することが可能です。

自機は4つの中から選択

プレイヤーは、ゲーム開始前に4種類のキャラクターの中から自機を選択できます。それぞれの自機は、通常ショットと溜め撃ちの性能が異なり、ユニークなボンバー技を持っています。

キャラクター特徴
少年前方にショットを発射し、溜め撃ちでは分身を大量にけしかけます。ボンバーは「龍」という文字が画面いっぱいに広がる攻撃です。
ロボットレーザーを発射し、溜め撃ちは3本のレーザーを連射します。ボンバーは画面の上下左右からウェーブが飛んでくる攻撃です。
ネコミミキャラ前方にバルカンを発射し、溜め撃ちは太いレーザーを正面に発射します。ボンバーは援護射撃で爆弾を投下する攻撃です。
レオタードの女性正面にショットと手裏剣状のショットを発射し、溜め撃ちはツインショットです。ボンバーは前方に炎を大量に発射する攻撃です。

アイテム

アイテムは敵を撃破することで取得可能で、自機の強化やゲーム進行を助ける役割を持ちます。パワーアップ系アイテムで自機のショットを強化したり、ゴールドを集めてショップで貴重なアイテムを購入できます。また、サブウェポンとして機能する数字アイテムによって、戦略的なアプローチが可能になります。

アイテム効果
ゴールド(コイン)ショップでアイテムと交換するために使用します。ステージクリア時に換金されます。
ゴールド(金塊)コインよりも換金率が高いアイテムです。
Pマーク自機のショットをパワーアップさせられます。全部で5段階です。
1番アイテムレーザーを放つファンネルを4個まで置くことができます。
2番アイテム前方に爆弾を投下することができます。連射可能です。
3番アイテムイナズマを前方に撃ち出すことができます。
4番アイテム横に爆風が広がる爆弾を放つことができます。

データ

このタイトルの基本情報です。

発売年1998
プラットフォームアーケード
ジャンルシューティング
プレー人数1人
メーカービスコ
開発会社AFEGA
プロデューサー
ディレクター
シナリオ
グラフィック
サウンド
販売数
受賞歴

関連タイトル

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評価

『戦神』についてのプレイヤー評価を分析するとプレイヤーからの評価はかなり否定的であり、ゲームの出来が悪いことが強調されています。具体的には、グラフィックの質、ゲームシステムの不備、そしてオリジナリティの欠如が指摘されています。

ポジティブなコメントはほとんど見られず、ネガティブな評価が大部分を占めています。おおよその割合としては、ポジティブな評価が5%未満、ネガティブな評価が95%以上と推定されます。

評価は非常にネガティブですが、いわゆる「無理ゲー」を探求し楽しむプレイヤーには一定の魅力があるかもしれません。特に、ゲーム内容やプレイ体験に対して非伝統的なアプローチを求めるプレイヤー、またはゲーム史における特異な例を体験したいプレイヤーに適しています。『戦神』に関する評価は、ゲームの質や楽しさというよりも、むしろその異常性やカオスさに焦点が当てられています。従来のゲームデザインの枠組みを超えた、奇妙な魅力を持つ作品として一部のプレイヤーには受け入れられるかもしれませんが、一般的なシューティングゲームファンにはおすすめしにくい作品であることは間違いありません。

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